数学の文章題を解くためには。
山下先生の家庭教師日記

数学の文章題を解くためには。

高校受験対策

中学3年生男子

学校の予習復習[数学]

家庭教師の山下拓哉先生のサムネイル画像。

中学3年生・英紀君の家庭教師です。
2学期も1ヶ月が過ぎ、受験まで残り半年を切りました。
10月からいよいよ追い込みの時期です。

普段どおり、数学の計算テストと英語の単語テストをした後、
今日は二次方程式の文章題に挑戦です。

山下  「英紀君、この問題は最近入試でよく出よる。」
英紀君 「えっー。」
山下  「どうする?解き方分からないまま、受験する?」     「絶対この問題0点だけど。」
英紀君「今年の入試に出ると?」
山下  「うん、似たような問題が出ると思うよ。配点も高そうだし。」

しばらく沈黙があったあと、
英紀君「分かった、やってみる。」

というような状況で指導を開始しました。

確かに教科書に見慣れている生徒さんには難しく見える問題です。
慣れが必要です。

初めから公式に数字を当てはめようとするので、
一旦問題を解くのを止めてもらって、

まずこの文章(題)が何を聞きたいのか?から考えてもらうことにしました。
数学の場合、問題文は2つから構成されています。

少しずつ質問しながら答えてもらうと
英紀君もピンときたらしく
「分かった。」
といって、解き始めました(^-^)

数学の授業が終わるころ、
自分で文章を読んで、条件を整理し、最後に式をたてる、そして答えを出してみる
ということが出来るようになってくれました(^-^)

教務の方が言っていました。
苦手な生徒さんに限って、どうしても文章題は、まずキチンと読まない。
何でもすぐ解こうとしまい、結局投げ出してしまうケースが多いと言っていました。

問題をよく読んで筋道を立てると、答えは自然と出てきます。
それが数学の楽しさだと僕も思っています。

これから数学を学んでいくうえで、数多く文章題を解くことがあると思います。
せっかくなので、
雑に解くのではなく、一つ一つ丁寧に考えて解き方を覚えていきましょう!