気持ちを切り替えよう|家庭教師日記
古賀先生の家庭教師日記

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高校受験対策

中学3年生男子

定期テストに向けて

家庭教師の古賀先生のサムネイル画像。

福岡市の中学3年生・佑也くんの家庭教師でした。
昨日、教務の方が来たので、今日になりました。

今日はいつもと違いました。

「こんにちは~」と挨拶すると、いつも「うーん」という感じです。今日は「はい」と部活のように挨拶してくれます^^

今は来週の定着度テストより、期末テストの方が佑也くんにとって大切です。
何故かというと、1・2年生の成績が悪かったからです。

教えていても、それを感じることがよくあります。
例えば数学です。
3年生の1学期は、なんとか5でした。
週1回の家庭教師で、普段は英語と数学または理科、テスト前は国語を中心に指導しています。
でも佑也くんは、限られた時間の中でも結果を出しています。
ということは、理解力があると思っています。

なのに・・・
中1の範囲になると、基本も知らないということがよくあります><

例えば、三角錐(すい)や円錐。
底面積✕高さに1/3を掛ける、または÷3をすれば答えられます。
でも、それを知りませんでした。今まで適当に答えていたそうです。
理科や英語も授業を聞いていれば、答えられる基本問題も、実力テストではたくさん間違っていました。

最近は置き勉、門限破り、なかなか学校から帰ってこない、帰ってきてもすぐ遊びに行く、土日も友だち・・・と頻繁にしていたので、教務の方と話し合ったことは、良いきっかけになると思います^^

「昨日、何の話をしたの?」と尋ねると、
志望校や今の生活について色々話し合ったそうです。

志望校の内申点や合格ラインも詳しく教わったみたいです。
第一志望の県立高校は、内申34、学力検査215点。
これを残った期間でクリアすること。
そのために、やるべきこと。
学校のことや家での過ごし方など、たくさん話したみたいです^^

本当に今日はやる気が違いました。
この勢いで、今度こそ90点を超えて欲しい英語を勉強しました。

今日もやはり関係代名詞。
先週、基本的なthat,who,whichをしたので、少し難しい主格と所有格の授業をしました。

いつも「えー分からん~」と、見ただけで考えずに答える佑也くん。
今日はパワーアップしてます!

2年生の不定詞をしたあと、「不定詞を含む関係代名詞の所有格は、人やものの内容を詳しく説明している」ということを指導しました。
だから主語を略していいよ。と説明し、いざ問題を解いてみると、ちゃんと解けていました。
苦手だった受動態や不定詞、助動詞が混ざっていても大丈夫でした。
こんなに見た目の良くない(難しそうな)問題でも真剣になれば、ちゃんと解けるんだなあと感心してしまいました。

学校の授業だって同じだと思います。
先生が良い説明をしても、聞いていなければ一緒ですよね。
「みんなが聞いてないから自分も聞かない」では、行きたい高校に行けないかもしれません。

教務の方の言葉ですが、
これからは明確な目的を持って、1時間1時間、丁寧に勉強していきましょう。
残り4ヶ月、目指せ第一志望合格です。
でもその前に。
目下のところ内申点が足りません。
今度の期末テストに向けて5教科も実技教科も準備していきましょう!