連立方程式の文章題。
柏原先生の家庭教師日記

連立方程式の文章題。

学校の授業対策

中学2年生男子

定期テスト対策[数学]

家庭教師の柏原先生のイメージ。

今日は期末テスト直前対策の指導に行ってきました。
教えるのは中学2年生・不登校の雅之君。

いつも通りゲームの進み具合を見せてもらい、それから勉強と思いつつ、部屋に入ってみると、今日は違いました。

寝てます・・・(><)

学校に行ってなくても、することは沢山あると聞いています。
ゲームに、カードに、ネットに、友達の相手に・・・などなど。

時刻は15時、
お疲れのようです・・・(^_^;)

テスト前なので、まず気持ちが一番。
目覚まし時計の代わりに、いろいろ話をして、目が覚めたところから指導開始です。

まずは数学。前回の復習から!
今度のテスト範囲ではない「連立方程式の計算と簡単な文章題の式の立て方」を思い出してもらったところで、今日の本題です。

「連立方程式の文章題」のうち、道のり・時間・速さに関する問題は、
食塩水の問題と並んで嫌いな生徒が多い傾向です。

①まずは読むところから。
 問題文を読みながら、条件に線を引く、何を求めるのかチェックする、鉄則です。
 嫌いな子ほど、これをしません。

②これが出来たら、線分図を書く。
 嫌いな子ほど、雑に書きます。また何をχにするか迷います。

③そして方程式を立てる。
 だいたいここで止まったままになります。

この3つをクリアすると、あとは自動的に答えを出すだけになります。

④何をχに置いたのか、何をyに置いたのか確認し、これを解答欄に正しく書き写す。
 嫌いな子ほど、χとyを逆に書いてしまう場合があります。

というように、テスト前なので丁寧に教えるところは丁寧に、省くところは省き、要点を抑えながら、あと少しオリジナルの方法を加えて教えています。

1回目は、家庭教師のアドバイスがないと出来ないことが多いのですが、
すぐ学校のワークの類題をしてもらうと、30分から1時間位でできるようになることが多いです。

雅之君は、小学校の復習も必要だったので、少し時間をかけて50分位で解けるようになりました。

連立の文章題と一次関数を一緒に勉強して、今日の授業は終了です。
テスト前なので回数を増やしている影響か、身に付くスピードが速くなってきていると思います。
この調子でテストを迎えましょう!

それと終わった後、1時間くらい長居してある話で盛り上がりましたが、話を合わせてくれて?いろいろ話をしてくれて、いつも本当にありがとう(^-^)

次回も楽しみにしています。

最近、自分からペンを取り出すようになってくれた雅之君。
とても感心しています。
あとは宿題をしてくれるようになったら、何も言うことはありません。
その日が来るまで気長に待ちます。
一緒にがんばっていこう!