海斗くん、がんばってます!|家庭教師日記
古賀先生の家庭教師日記

海斗くん、がんばってます!|家庭教師日記

学校の授業対策

中学2年生男子

学年さかのぼり学習

家庭教師の古賀先生のサムネイル画像。

福岡市の中学2年生・海斗くんの家庭教師でした。
最近ゲーム以外でも、前より話をしてくれるようになって、授業内容も良くきました!

なぜ、話をしてくれるようになったかというと、妹の利奈さんの影響がありました。

小3の利奈さんは、
玄関のドアを開けると、いつもお母さんの後ろに隠れて、挨拶にきてくれます。

「こんばんは」というと、
お母さんの影に隠れてしまいます^^

その照れ屋の利奈さんと海斗くんが、ゴールデンウィーク前に喧嘩してしまいました。

利奈さんが体調不良で学校を休もうとしたので、朝食のとき、海斗くんが「行け!」と言ったら、
利奈さんも「行け!」に近いことを言い返してきたそうです^^;

「俺は違う行け!」などなど、お兄さんらしからぬことを言って泣かしてしまったそうです。
利奈さんの「お兄ちゃんだけずるい」と思う気持ちもよく分かります。

結局その日は二人ともお休みして、口も聞かなかったそうです。
長い間学校を休んでいる海斗くんも、妹に言われて、何か思うことがあったみたいです。

言葉では「居ると落ち着かん」や「すぐ部屋に入ってくる」と言ってましたが、言外に、妹が自分の真似をするのは、兄として「心苦しい」と感じられました。

だから最近、少し変わってきています!
なんと言えば良いのか、
前とは違ったものを見ている気がします。

宿題もオーバーペースにならないように、最低限しか出さないと、「もう少しできるかも・・・」とつぶやく時や勉強中に「学校行こうかなあ・・・」と独り言を言ってる時があります。

学生の僕から見ても、家庭教師を始めたばかりで、小学校の基礎も完全ではありません。
まだ授業に参加する学力が不十分だと思うので、勢いで復帰しても、また元に戻ってしまう気がしてます。
もしかしたら分からないことだらけで自信を失い、今より悪くなってしまうかもしれません。

だから、ここは言われてるように、
しばらく基礎を固めて、ある程度土台を造ってからだと思います。
そうしないと、僕の中学のクラスメイトみたいに、何日か来たと思ったら、また来てないとなってしまいます。
僕は、海斗くんが友達に「居るのか居ないのか分からない」と思われることが一番つらいです。

まだ受験までたっぷり時間はあるので、自信をつけてから完全復帰してほしいです。
都合が良すぎるかもしれませんが、全部なかったことにしたいと僕なりに思ってます!

今は利奈さんの言葉で奮起したと思うので、本当にありがとうございます。

妹や弟から言われたことは、兄として表面は受け流してみせても、気にしてしまうことがそれなりにありました。
ふとした時、言われたことが気になってしまう感じです。

本当はすぐ復帰してほしいけど、もう少し力を蓄えましょう。
1ヵ月後のテストは、まず数学と理科か国語で「やればできる」ということを分かってしてほしいです。

気持ちが充実してきて「行きたいけど、友達の視線が・・・」と思ったら、あとはタイミングと度胸。
そこは教務の方を信じて、身を任せましょう!

上手く言えませんけど、その日ために今日や明日があると思います。
無駄に過ごしていい日なんて、今はそんなにありません。
コツコツがんばっていきましょう^^