私立高校の国語対策です。|福岡の家庭教師日記
高校受験対策
中学3年生男子
県立高校受験対策
福岡市の中学3年生・佑也くんの家庭教師でした。
冬休みに入って5日目。今年はいつもより長い!と喜んでいます。
長い方が受験勉強も捗るので、家庭教師も喜んでいます。
先週から私立高校の過去問題で一番古い年を解いてもらい、今日は分からなかった問題や答えは合ってたけど不安な問題を中心に勉強します。
数学から二次関数と一次関数の融合問題と英語の長文をしました。
次の時間は国語です。
佑也くんの受験する前期試験の国語は、大問3つ。
大問1は、説明文。
大問2は、物語文。
大問3は、古典です。
毎年同じ出題形式なので、対策しやすい学校です^^
設問は、公立高校と同じレベルですが、作文もなく選択問題が多いので実際には簡単です。他の教科も、数学の計算以外は公立より易しい問題が多いと思いました。
一番上の特待クラスは、トップレベルの生徒さんが埋めていくと教務の方から聞きています。最低でも次の特進クラスに合格してほしいと言われています。
実技教科で内申点を随分落としている佑也くん、この入試問題なら難問も少なく、トップレベルの生徒さんと点数の差は、現れにくいと思っています。
出来る限り満点目指して「あわよくば特待で」と思ってます!
一番解きやすそうな大問2の物語文から。
面倒臭がりでマンガ以外、活字をあまり読まない佑也くん。
国語の受験対策を本格的にするのは、今日が初めてなので、文章を読むことから一緒にしました。
入試問題では、物語の途中を問題に取り上げるので、まずは登場人物と物語の表面的な主題から。
物語には大抵会話があります。鍵括弧の中でどう呼んでいるか?呼ばれているか?と、感情もチェックです。
次は「いつ・どこで・だれとだれが・何をどうする・そしてどうなった」です。
2回読んでもらい、口頭で聞くと、思っていたより曖昧でした^^;
実際の入試では、時間内にすべての問題を解かないといけません。
的確に内容を把握するため、今日は読解の表を使い、そこに埋めていく形式にしました。
これは僕が高校で教わったセンター対策の方法です。
普段から本を読まない佑也くんにはピッタリです。
一緒に1回読み、表で要点を把握して、設問に一通り目を通した後、2回目の読みに入りました。
前より内容を把握できています。
最後に、設問を4つ解いて今日の授業を終えました。
私立高校の前期一般入試は2月3日です。残り1ヶ月ちょっと。
これから物語のテーマや登場人物の心情、設問者の意図を、入試までに一つ一つ掴めるように指導していきます。
佑也くん、ちゃんと復習もしてね!
今年もあと1回で授業終了です。良い年を迎えられるように、あと少し、年内がんばりましょう!!
受験生のみなさんも、普段より自由に時間を使える冬休みです。
焦らず、自分の苦手な分野や志望校の頻出問題を中心に勉強してみてください。
受験する教科をバランス良く勉強して、苦手なところを一つ一つに攻略していきましょう!