明けない夜はない|家庭教師日記
大学受験対策
高校3年生
先生のお話[国語]
矢田はこの時期よく思い出すことがあります。
それはセンター試験を受けている夢を見てうなされていたことです。
科目はいつも「国語」
どうして国語かと言うと、時間が足りずいつも焦っていたからです。
現代文を2問解き、古文を解いている最中に残り10分になっていることに気がつくのです。
「まずい!漢文まだ解いてないよ!!どうしよう!!いやぁ~!」
と、言うところで目が覚めます。
「夢か・・・。」と、やけに疲れきった目覚めを毎日のように経験しました。
毎日毎日同じ夢・・・。
正直、きつかったです。
受験が無事に終われば、夢も見なくなるはず・・・なんていうのは甘かった・・・。
受験が終わったのに、大学には合格したのに、一時は同じ夢を見ていました。
そのうち「漢文が・・・漢文・・・。」
と、うなされるようになり、辛かったものです。
今自分の生徒がこのような状況なのだろうかと思うと、苦しさがこみ上げてきます。
なんとも言いようのない緊張感と不安。
先が見えず何かに逃げ出したくなる毎日。
夜になるとひとり机に向かい、長い夜を不安と戦っている人もいるのではないのでしょうか。
そんな人に矢田からのメッセージです。
「明けない夜はない」
この言葉の意味は、きっと受験が終わったときに解るでしょう。
辛い思いをするのは今だけです。
今という時を逃すと、もうないかもしれません。
苦しめるときに苦しむ。
そして明るくなったとき、きっとそこには予想をはるかに超える喜びと達成感が待っていると思います。
受験生のみなさん、頑張ってください!
不安の中をとにかく前に進んでみてくださいね。