ノートの大切さ|家庭教師日記
矢田先生の家庭教師日記

ノートの大切さ|家庭教師日記

学校の授業対策

高校2年生女子

学校の復習[理科化学]

家庭教師の矢田先生のサムネイル画像。

今日の授業は亜美ちゃん。
高校で詳しく化学を習っておらず、全く化学の問題が解けないので、夏休みに最初からやり直すことに決まりました。家庭教師を短期間、本格的に再開します。さぁ、気合入れていくぞ~。

今日はその夏休みに向けて、早速授業を開始しました。
勉強は早く取り掛かるに越したことはありませんから。

でも、ちょっと「これはいけないな。」と、思うところがありました。

それは、「さぁ、始めるよ。」と私が言ったときに、何も用意しなかったのです。
もちろん教科書は出していましたが、ノートを用意しなかったのです。
矢田は計算問題や、テスト問題を「解く」という場合は、特にノートなど必要としません。

なぜなら、解いた形跡を生徒は見ませんから。

生徒自身が見るのは、解いて答え合わせ・解き直しをした時だけであって、以降は殆ど見ません。
それなのに、新しいノートを用意させてももったいないだけです。
広告の裏でもいいし、無駄紙でもいいのです。

しかし今回は違います。

新しくものを学ぶときにはそのときに作るノートを、受験会場に持っていけるようなものを作らないと意味がありません。

それをどうでもいい紙に書いてしまうと、その紙を捨ててしまう方が確実に多いのです。
亜美ちゃんはもう3年のお付き合いになります。
それなのに、ノートを持ち出さなかったのは、ちょっといけません。

「○○大学に行きたい!」
この目標があるのだったら、やっぱりそれなりの勉強に対する意識が必要です。

矢田がどんなに頑張っても、生徒自身に勉強をする意識がなければ、勉強はうまくいきません。
勉強は矢田がするのではないし、他の家庭教師の先生がするのでもない。

本人がやらなくてはいけないものなのです。矢田はそのことを伝え忘れていたのかもしれません。
苦手な科目は気分をがらりと変えて、真っさらな気持ちでしてみる。ノートから変えてみるのも一つの方法です。

勉強は意識を高く!!

夏休みも近いので、心を入れ替えて頑張らなくてはいけません。
暑さに負けず夏を乗り越えましょうね!!