小学生の算数(小学1年生)
矢田先生の家庭教師日記

小学生の算数(小学1年生)

学校の授業対策

小学2年生女子

授業内容[算数]

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高校生に数学を教えることと、小学生に足し算を教えること。
さて、どちらが難しいでしょうか?

それは小学生に足し算を教える方が随分難しいのです。

それはなぜでしょうか。
答えは小学生などのまだ学力が未熟な場合、数の概念が身についていない場合が多いからです。

例えば、10は5が2つ。
13は、10と3。17は10と5と2。などなどです。

人それぞれだとは思いますが、私たちは頭の中で足し算や引き算をするとき、8+6は8を5+3、6を5+1と考え、5が二つで10、残りの3+1で4だから14という風に計算しています。

でもこれは「頭の中に6が5と1を足したものから出来ている」ということが入っていないといけません。

小学生の算数の授業は、これを教えることから始めます。
一見簡単なようですが、これがとても難しいのです。

丸を描いて、5つごとに線を引かせ、5、10、15と考えさせようとしても、そう数えず1から順番に丸の数を数えようとする生徒や、5が3つあるから15と答えないといけないものを3と答えたりします。

小学生は私たちのような頭の固くなった人が思いつかないようなことを答えてきます。
だから驚くような答えも出てきます。

最近一番なるほどと思ったのは、幼稚園の生徒にシーチキンの缶詰を見せて、野球ボール、みかんの缶詰、マッチ箱のどれに形が似ているかな?と質問をした時のことです。
もちろん答えは「円柱型のみかんの缶詰」です。
でもその子は、「野球ボール」だと答えたのです。

理由を聞くと、「シーチキンの缶詰を上から見たら野球ボールを上から見たのと同じだよ。」と、答えたのです。

これは間違えではありません。
円の断面図は、確かにシーチキンの缶詰を上から見たのと同じです。

中学校の問題で断面図を答える問題がありますが、幼稚園でこれを言い始めるのには驚きました。

この場合、生徒の発想力を大切にしてあげないといけません。
まだ頭の柔らかい間に、色々な可能性を引き出してあげるのがベストです。
決して大人の固い考え方を押し付けてはいけません。

ですから、「そうだね、よく気がついたね!じゃぁ、先生がもうひとつ見つけたのを教えてあげるね!」と言って、もうひとつの答えを教えてあげればいのです。

矢田はこの仕事を始めてから、今年の夏が一番忙しいと実感しています。
でもその分とても充実感を感じていますし、一番勉強になっている時期だなと思います。

さまざまな人に出会い、時には厳しく注意をしていただき落ち込むこともありますが、それ以上に生徒の笑顔に励まされ、感謝の気持ちに言葉が詰まることも多々あります。

この夏を矢田は一生忘れないと思います。
今日もこれから授業です。

生徒と一緒にたくさん勉強してきたいと思います!