つまらない古文の授業を工夫する。
山下先生の家庭教師日記

つまらない古文の授業を工夫する。

高校受験対策

中学3年生男子

中学1・2年生の総復習[国語]

家庭教師の山下拓哉先生のサムネイル画像。

今日は、中学3年生・健樹君の家庭教師でした。
手をつけていない古文の勉強からです。

やはり健樹君のやる気が急降下しています・・・(><)

山下  「健樹君、がんばろう!」
健樹君「古文は見ていると、気持ち悪くなる!」
山下  「まず先生が読んで訳してみるから、少し聞いていて。」
健樹君「・・・」

やっとスタートです。

嫌いな生徒が多ですが、例文を読みながら、訳していくと意外と面白いものです。

今では使わなくなった「やうやう」(youyou)や「てふてふ」(tyoutyou)。
強調して歌舞伎役者風に読んでいると、健樹君が吹き出してしまいました(^-^)

山下  「健樹君も先生と同じに読んでみようよ。」
健樹君「はずかしくて読めない。」
山下  「それなら、先生の後に普通に読んでみて。」
健樹君「うん。」

僕も理系なので古文がとても嫌いでした。
現代文もそうですけど、通り一遍等に読んでいると、どうしても眠くなってきます。
本当はいけないのですが、「つまらない」の一言でした。

やはり勉強は、楽しく学ぶことが大事ですね。

健樹君も嫌いなりに少しずつ調子が出てきたので、
一緒に例文を笑いながら読み、助動詞など訳すポイントを解説していきました。
思ったより順調に教えることが出来た気がします。

「いと」や「いみじ」は、「とても」や現代風にアレンジだと「チョ-(超)」という意味。
「をかし」は、「趣がある」だけど、「味がある・深みがある=シブい」という意味。

繋げていうと「いとをかし」は、「とても趣がある」がテストで正解。
健樹くん的には、「チョーしぶい」。

「あはれなり」と「をかし」は同じ意味だけど、ニュアンスが違うことを例を示して説明し、古文は終了。
その後、理科と英語をチェックしてから、今日の指導を終えました。

教え方を会社に聞いて、自分なりにアレンジしたのですが、どうだったのでしょう?少しでも好きになってくれていたら、嬉しいです。

健樹君も今日で夏休みの授業が最後になります。
来週から新学期です。
早々に実力テストがあります。

夏休みどのくらいがんばったのか?
結果がハッキリ分かるテストなので、がんばりましょう。

また宿題が終わっていない生徒さんは、これからラストスパートです。
今日明日明後日でがんばって終わらせましょう(^o^)丿