なかなかリズムがつかめない。｜家庭教師日記

福岡市内の中学１年生・公樹君の家庭教師です。
今週はゴールデンウィークだった為、振替授業です。

山下　　「ピーンポーン！」
お母さん「先生、こんにちは。」
今日は、土曜日なので久しぶりにお母さんが出迎えてくれました。

山下　　「時間ぎりぎりになって、申し訳ございません。」
お母さん「いえいえ、いつもありがとうございます。」
渋滞で時間ぎりぎりになったのにもかかわらず、いつもやさしいお母さんです(^-^)

授業でちゃんとお返ししないと！
と思いながら、公樹君の部屋に行くと・・・

山下　「コンコン、公樹君こんにちは。」
公樹君「・・・」
誰も出てきません・・・(^_^;)

山下　「コンコン、公樹君入るよ。」
公樹君「・・・」
反応がありません・・・(^_^;)
今日は雨で部活もなく、のんびりしている筈ですが・・・。

ゆっくりドアを開けてみると、
山下　「寝ている・・・（＞＜）」
山下　「公樹君、起きて！」
公樹君「うーん、先生今日やめよ。」
山下　「・・・（＞＜）」
テレビがつけっぱなしです・・・ゲームをしながら、寝てしまったようです。

このままでは・・・。

久しぶりに体育会系モードにチェンジです！
山下　「ほら、起きろ！勉強するぞ！！」
公樹君「面倒くさい・・・」
山下　「起きろ！」
公樹君「・・・」
山下　「寝たふりするな！」
公樹君「・・・」
山下　「ふーん、分かった。ちょっと待っていて！」
お母さんに断って、テレビのボリュームを最大限にし、
更に公樹君の目覚まし時計と僕の携帯のアラームを同時に鳴らしてみました。

公樹君「うるさい！分かった、分かった。」
やっと起きてくれました(^-^)

それから顔を洗ってきてもらって10分後、やっと授業開始です。
休憩時間に寝ていた理由を聞くと、最近部活が忙しく、夜も遅くなってしまうので、ゆっくりゲームする時間がなかったそうです。
今日は部活も休みなので、思う存分ゲームと漫画三昧の予定だったようです。
（家庭教師は予定に入っていなかったみたいです。）

僕も気持ちは、よく分かります。
でも時間が空いたときにゲームだけではなく、学校の予習復習もしておかないといけません。
これから夏にかけて、野球部はもっと精神的にも体力的にもきつくなっていきます。
小学校の延長気分でいると、ついていけなくなるかもしれません。
気持ちを入れ替えて、今のうちにリズムをつくっていかないと・・・。

ということで、
英語の全文書き取りと和訳も毎日少しずつしてもらうことになりました(^-^)
公樹君曰く「周りの人はこんなに勉強していない。」や部活で疲れる。」や「ゲームする時間がなくなる。」などなど
理由は沢山あるようです。
それは僕も３年前まで親へ言っていました。
だから、よく分かりますよ。

教える側の人も多少違いはあっても、
同じようなことで怒られた経験やしっぺ返しを受けた経験があると思います。
後回しにすると、結局自分にかえってきます。

中間テストでは問題も比較的簡単なため、平均点がとても高くなると思います。
家庭教師の僕としては、気を抜くことはできません。

早く中学校に慣れるためにも、
今のうちからしっかりとリズムを作っていきましょう、公樹君。
来週は起きていてください！