自信喪失したときは?|家庭教師日記
新田先生の家庭教師日記

自信喪失したときは?|家庭教師日記

学校の授業対策

中学1年生女子

学校の復習[心構え]

家庭教師の新田先生のサムネイル画像。

今日は福岡市の中学1年生・優花ちゃんの指導でした。
新学期から体調不良が続き、2週間ぶりの指導です。

早速、前回の範囲の復習テストをやってみると・・・「忘れちゃいました。」

その後は、勉強しようとしても下を向いたまま何も話してくれません。
人一倍神経質の優花ちゃんです。
人が気にしないことでも気にしてしまいます。

自信を無くしてしまっているので、休憩をとり、新田の話をしました。

中学時代、吹奏楽部でフルートの音を上手く出せなくて、すごく周りに迷惑をかけていたこと。
練習しても練習しても上手くならない。やる気喪失。

「私って下手なんだ。どうせ無理なんだ。」
「もう辞めないといけない。」
って、思ったこと。

そんなとき、先輩が声をかけてくれた言葉。
「練習がんばっているね。」
「うちらみんな下手だから、気にしないで。」
「下手同士、がんばろうね。」と笑って言ってくれたこと。
それから練習しているうちに、吹けるようになったこと。

何気ない言葉ですが、初心者だった私にとって、とても気持ちが楽になったものです。

話をしているうちに優花ちゃんもまた話してくれるようになったのですが、
「先生は九大だから、何でも最初からできると思った。」と言われ、びっくりしてしまいました><

全然そんなことありません。
不器用な新田は、初めからできたことなんて一度もありません。
今ではそれが当たり前と思って開き直っています(笑)

今の優花ちゃんは、分野は違えども昔の私と同じ。
勉強初心者なのです。

忘れるのは、勉強につきものです。
それよりそれをこれからどうしていくのか?
今、真価が問われています。

焦る必要はありません。
コツコツしていくことがなによりも大事。
そして何回も何回も反復練習を重ねて自信をつけていく。

何回も同じような問題を解くのは飽きてくるし、面倒くさくなるかもしれません。

でも、その過程こそが大切なんです。
一緒に、ゆっくり確実に、知識を自分のものにしていきましょうね。