感想文の題材は？？

新中学１年生・公樹君のことを書きたいと思います。
少し前の出来事です。

春休みが始まった頃、
中学校から宿題が出ていないか？と聞いた時、
公樹君は「出ていない！」と断言していました。

ところが最後の日になって電話で
公樹君「今日来て！宿題が終わらん！！」
山下　「えっ！出てないって言ってなかった？？」
公樹君「そんなこと言ってない！やばい！！早く来て。」
山下　「・・・（＞＜）」

ということで急遽家庭教師に行ってきました（＞＜）

英語に算数に国語の漢字に読書感想文・・・。
分かるところはしているようですが・・・残っている量が多すぎます。

明日は入学式です！今日終わらせないと・・・。
お母さんに電話をして事情を説明し、来週の分も今日するにしました。

難しい問題は、解き方を教えるといつもと違って、すぐ解けるようになります。
いつもそうですが、切羽詰ったときの公樹君の集中力には脱帽します(^_^;)

そして大方の宿題が終わり、最後に残った感想文です。

山下　「公樹君、聞きたくないけど、本読みよった？」
公樹君「うん、バッチリ！」
山下　「よかった！それなら残り１時間で書き上げられそう。」
山下　「それで、このプリントの中で何を読んだと？」
公樹君「これ、バッテリー。」
山下　「その本ある？」
公樹君「うん・・・ちょっと待っといて・・・」

何か様子がおかしいです。
もう約３年、公樹君の家庭教師をしているので何かを感じます・・・

公樹君「先生、これ。」
山下　「えっ！これ？？これって・・・」

こともあろうに公樹君が持ってきたのは、「バッテリー」の漫画でした・・・（＞＜）

山下　「これ、漫画だよ！」
公樹君「うん、でもバッテリー。」
山下　「・・・」
公樹君「このプリントに漫画じゃ駄目って書いてない！」
山下　「そういう問題じゃなくて！」

でも明日提出しなければいけないので、僕が折れることにしました（＞＜）

山下　「公樹君、あらすじ言ってみて・・・（＞＜）」
公樹君「○○○○で、○○○○になった！」
山下　「漫画の内容になると完璧に覚えているよね・・・(^_^;)」
公樹君「うん、任せて。」
山下　「じゃあ、時間もないから書こう・・・（＞＜）」

バッテリーの主旨である友情と中学校生活のことを結びつけながら、感想と抱負を書き終えました。

山下　「公樹君、今日の感想は？」
公樹君「危ないとこやった！」
山下　「そうじゃなくて、反省しよっと？」

公樹君「先生、ごめんなさい。これからも頼りにしてるよ、バッテリーみたいに。」
山下　「・・・（＞＜）」

明日は入学式ですし、あまり水を差したくなかったので、その想いは宿題の量にしてきました(^-^)

それから約１ヶ月が過ぎ、部活にも少しずつ慣れてきたようです。
春休みの宿題のことは、今も僕の胸にしまってあります。でもまだ、これから先がとても心配です。

僕も似たようなことをして、親に怒られた経験があります。

部活をしながらでも勉強がおろそかにならないように、そして勉強本来の意味を見失わないように、しっかりと教えていきたいと思います！

行いはこれから改めるとして、まず中学校入学おめでとうございます！！
これからも勉強に部活、両立できるようにがんばろう、公樹君(^o^)丿