期末テスト前日、社会の臨時指導に行ってきました|家庭教師日記
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福岡市内の中学3年生・勝君、最近家庭教師を始めた生徒さんで臨時指導に行ってきました。期末テストの勉強で「社会の勉強の仕方が全然分からない。」ということです。
チャイムを鳴らすと、ご家族でとても明るく出迎えてくれます。
しかし、今日の主役の勝君は元気もなく、大人しそうです。いつもと違う先生だから緊張している雰囲気が漂っています(^^;
期末テスト最中ですので、自己紹介も簡単に済ませ、テスト範囲の確認です。
明日のテストは、技術家庭・理科・社会。
このうち社会の対策が今日の課題です。
学習状況を確認しながら、話をしていると、部活で忙しく、普段は殆ど勉強できていないようです。最近は帰宅も8:00を過ぎることもあるそうです。
今回の社会のテスト範囲は、第一次世界大戦からポツダム宣言の受諾まで。
学校に提出するワークノートは答えを見ながらしているので、参考になりません。中間テストは30点位だったと聞いています。
授業を始める前に、いくつか質問をしてみました。
第一次世界大戦、第二次世界大戦、太平洋戦争というキーワードは知っています。
その他のキーワードは「?」、社会の知識は殆どゼロに近いようです。
2時間で最大限出来ることをしようと思い、授業を開始しました。
社会ではなく理科のチェックからです。
先程、勝君に「仕事とエネルギー」で分からないところはありますか?と聞いてみると、「大丈夫です。」という返事が返ってきました。
しかし、勝君を担当している家庭教師の先生から「仕事率が不安です。」と、事前に聞いています。
30分で仕事のキーポイントを指導しました。
しっかり理解できたようです。
元気も出てきました(^-^)
最初大人しかったのは、いつものお兄さん先生と違い、プロの家庭教師が来るから怖いと思っていたそうです(^^;
理科のあとは社会です。
先に教務担当の方からお母様にご相談していただき、今日は30分延長する予定です。
学校のワークを使って、2つの大戦が起こった原因と経過および結果、この中で大事なキーワードの解説をしてから、もう一度ワークをしてもらいました。
「大丈夫?明日答えられそう?」と聞くと「大丈夫です!」と言ってくれますが、このまま寝て起きると明日、忘れていると思います。
さらにこの時代の流れをノートにまとめてもらいました。
今度は頭に焼き付いたようです。
第一次世界大戦からベルサイユ条約と日本、その後の出来事の流れから第二次世界大戦や大東亜戦争・ポツダム宣言受諾までキチンと書けるようになっています。
年号もポイントは押さえています。すべてではありませんが、記述も中学生に分かりやすいものは書いてもらいました。
今回のテストは内申書にも関わってくるので、さらにもう一回、ワークをしてもらいました。記述も簡単なものがキーワードを押さえて書けるようになっています。
授業終了は午後7:30。
今日はまだまだ勉強できます。この後、もう一度1時間社会の復習をしてから、技術家庭の勉強をすると約束して勝君のお宅を後にしました。
勝君、今日は緊張したと思いますし、短時間で沢山のことを覚えたので大変だったと思います。明日のテストで「ここ昨日勉強した!」という問題がたくさん出て、答えられたらいいですね。
また困ったときは呼んでください!
私もテスト前日だったので、とてもやりがいがあり、楽しかったです(^-^)