一線引くことも大切です。|家庭教師日記
大学受験対策
高校2年生女子
定期テスト対策[心構え]
今日の授業はゆうこちゃん☆
本当は妹の真央ちゃんのはずでしたが、真央ちゃんは今日修学旅行からかえって来たばかりなので、今日はお休みです(^-^)
おかえり~☆
と言うことで、ゆうこちゃん。。。
なんと明日数学の追試です!!
なんで~(@_@)??
ゆうこ「え~、それはあのぉ、私テスト前の土日に風邪をひいてしまって。。。」
矢田「うんうん。それでどうした。」
ゆうこ「私勉強したら風邪ひくみたいなんです。」
矢田「(え。え)??」
ゆうこ「いいわけなんですが~、風邪ひいてぇ。はははぁ~あ・・・。」
矢田「そうかそうか。それは仕方ない。それは言い訳ではなく、理由ということにしておこう。で、次回はどうしたい??」
ゆうこ「追試にならないように頑張ります。手を抜きません(>_<)」
矢田「おっけ~。じゃあ、今日から頑張るよ~。」
風邪はひいてなかったことは分かってます。
私、テスト前の日曜日、ゆうこちゃんの授業でしたから。
きっと、何か理由があったのでしょう。
友だちと上手くいってなかったとか、好きな人と話したかったとか。
矢田はたいていのことは許します。
彼女たちにも、自分のペースがありますから。
それに、悪気があってうそをついているのではないことは分かっています。
でも、1度だけですよ。許すのは!
何度も同じように許していると、まずいことがおこります。
「先生は許してくれるから・・・。」
と、思われてはどうしようもありません。
矢田は以前生徒と仲良くしすぎて、礼儀を忘れられたことがあります。
授業の日、決まった時間に自宅に行ってもいないのです。
電話をかけてみると、学校で居残りをさせられているとのこと。
「先生きてくれたのにごめんね~。」
そう言って電話を切った生徒はその後すぐに、自宅近くの公園で友達とおしゃべりしているところを私に見つけられました。
こういうとき、矢田はめいっぱい怒ります。
人をだますのはいけないことですから。
でもそんなときに思います。
「私の元を卒業するまでは、どんなに仲良くなっても、一線は保たないといけないんだ。」
と、思っています。
実際、一定の緊張感無しで授業をしても、成績はなかなか伸びません。
矢田は家庭教師。
そのことを忘れてはいけませんね。