やっぱり難しい・・・｜家庭教師日記

小学校の算数は問題はとても簡単ですが、教えることは難しいと またまた実感してしまいました。

特に今扱っているのは「繰り下がりのある引き算」です。
これが教えるのに今手こずっています。

例えば２３－１９のような場合、
「１０の位から１繰り下げて１０－９は１だから、のこりの３をたして一の位は４」というようなものです。
この「１０の位から１繰り下げて１０－９は１だから、のこりの３をたして一の位は４」ということを教えることが、とてもとても難しいのです。

私達はもう既に数の概念が出来上がっていますから、ある程度のことを言えば問題やその解答を理解することができます。

しかし小学生の特に低学年は、まだ数の概念が出来上がっていませんから、「たす」ということがどういうことで、「ひく」ということがどういうことから教えなくてはいけません。
ですから中学生に数学を教えるようにうまくはいかないのです。

矢田は幼稚園の生徒を夏休み期間のみ受け持っているのですが、毎回「どうしたらわかるかな？？」と悪戦苦闘しています。

毎回大変ですがその分楽しいことも。今は生徒が私の似顔絵を描いて色塗りをしてくれています。授業が終わったら”よくできましたシール”とその似顔絵を交換して笑いあっています。教える私より生徒の方が嫌いなこと、苦手なことをして大変な思いをしている、なのに似顔絵まで描いてくれる。もっと教え方を工夫しないといけません、矢田は。

似顔絵などをもらったりするのは、初めてなのでとても嬉しいですし、ずっと大切に保管しておきたいと思います。

次の授業もまたすぐですが、根気強く算数を勉強しようと思っています。
妥協は禁物です。

次の授業も頑張るぞ～！！