宿題の管理|家庭教師日記
矢田先生の家庭教師日記

宿題の管理|家庭教師日記

高校受験対策

中学3年生女子

高校入試直前対策[宿題]

家庭教師の矢田先生のサムネイル画像。

今日中3の実来ちゃんの指導に行って来ました。

実は最近実来ちゃんは宿題をさぼりぎみです。そして何かと言い訳をしてきます。
「言い訳」と「理由」は紙一重ですが、確実に違うものです。

「眠い」「友達の相談を受けていた」「お腹が減っていた」「家では勉強できない」

今日は何と理由をつけてくるのかと思いながら指導に行くと、驚くことに宿題をこなしているだけではなく、それ以上に宿題を進めていたのです。

何が起こったのかと思いながら、「今日は沢山したみたいだけど、どうしたの?」と、聞いてみました。
すると、「図書館に行くと眠くならないし勉強しないといけない雰囲気になっている。」と答えました。

確かに「家では誘惑が多く勉強がはかどらない。」「昼より夜のほうが勉強がはかどる」など私自身も含め、こういったことをよく聞きます。
これは「家ではいつでも寝られるし、漫画もTVもある。」「昼は外がにぎやかだし、周りに話し相手がいる。」など様々な原因があるからだと思います。

私は生徒が宿題をしなかったとき、しかるようなことは殆どしません。どうしてしなかったのか理由をまず聞くようにしています。
もし怒るような事があるとあるとしたら、それは私が怒らないから宿題をしないと言うときだけです。

私は宿題は誰のためにしているのか考えてこなして欲しいと思っています。
宿題はその日の授業の復習になるように範囲を指定して出しています。そしてその宿題をこなしてもらい、その結果授業が身についているかついていないかを確認します。
だから宿題をしていないとこのように確認ができません。それで困るのは生徒本人です。

でも家庭教師は宿題を生徒がしない場合、それは教師の指導力不足と言うことにも繋がります。
私はその度にどうしたらいいか考えるようにしています。時にはの会社のスタッフにアドバイスを求めたりもします。
このようにスタッフの人と話をすることも家庭教師はとても大切なことだと思っています。
教師はいつも生徒にものを教える立場でいると、初心を忘れがちになります。そうなると態度が傲慢になってきたり、怠慢な態度を取るようになる可能性もあります。

謙虚に初心でいることはとても大切だと思います。そして生徒がどうしたら宿題を無理なくこなしてくれるか、考えていかなくてはいけません。

受験生でなければ宿題をしない生徒には、一度全く宿題を出さないという方法を取るのですが、今回はそうもいかないので、宿題をしているかどうか確認のメールを送ることにしました。こなしていれば次の課題を出し、こなしていなければ激励する。ご家庭にいるときだけが家庭教師をしているわけではないと言うことですね。

明日、宿題がどこまで宿題が進んでいるかメールをしてみようと思います。
今日の調子で宿題を進めてくれているといいなと思います。

そして自分から進んで宿題をする習慣がつけばもっといいなと思います。
誘惑に負けるな~!!