教科書はボロボロになるまで。
山下先生の家庭教師日記

教科書はボロボロになるまで。

高校受験対策

中学3年生男子

学校の予習[英語]

家庭教師の山下拓哉先生のサムネイル画像。

中学3年生・一憲君の家庭教師です。
ゴールデンウィーク中がお休みになるので、その前の振り替え授業です!

まずは英単語のテストから。
月と曜日と数を確認しましたが、こちらは問題無しです。ちゃんと覚えてくれました(^-^)

次は漢字。最も苦手なのですが、概ね順調です。部活から帰って、すぐ食事してスタート。と、会社から言われているので、高く集中力もあります。

山下「次は、いつも通り英語の教科書をしてみましょう。」

一憲君は、全教科苦手で英語も2年生の期末テストで13点。家庭教師がついたからには、今度の中間テストで60点を目指します!

教務の方から
「1.学校の予習を必ずする」→「最優先」
「2.基礎は必要に応じてしていく」→「授業が理解すること優先」
と言われています。

一憲君の期末テストは範囲も短く、教科書とワークから中心に出題されます。
教科書を理解して新出文法を押さえておけば、平均点はクリア出来きそう。

いきなり受動態なので難しいと思いますが、みんな同じ条件です。
すべてをクリアするため、学校の予習をしています。
予習の大切をまだ実感できていないようですが、テストで分かってくれると思います(^-^) (ただいま苦戦中です・・・)

1時間が経ったところで休憩をしていると、

一憲君「教科書にこんな書き込んでいいと?」
山下 「周りが気になる?」
一憲君「ちょっと。でもそんなに。」
山下 「2年生の教科書出してみてもらっていい?」

一緒に見てみると、
山下 「ほら、ひげ書いたり、ちょんまげ付けてるじゃない。」
   「ある意味、こっちも書き込んでいるでしょ(笑)」
一憲君「まぁ(苦笑)」

山下 「きれいすぎだよ。授業聞いてない証拠(笑)」
   「もっとボロボロになるまで使ってかないと。するほど汚くなるよ。」
   「今度、先生が受験の時、使った参考書持ってくるね。」

それから少し僕のうちの話をしてみました。

山下 「先生のうち、兄弟が多くて相部屋だったし、問題集もあまり買えなかった。」
   「先輩からもらったり、何回も教科書やワークしよったよ。」
   「破けると、セロハンテープでとめたりしてた。」
一憲君「セロハンテープ?」
山下 「大事にせんといかんけど、教科書もノートもどんどん書き込んでオリジナルにせんと。」
   「それに ただ だから。」
   「みんな問題集持ち過ぎだよ。最後までしてないし。ちゃんと使おうよ。」
   「それから見たら、恵まれているよ。お母さんに感謝しなくちゃ。」
   「がんばって働いてくれているんだから、点数取って喜ばせんと。」

一憲君「うん、まぁ。」
山下 「うん、まぁ?!」
一憲君「いいや、多分がんばる。」
山下 「多分?」
一憲君「一応、がんばる。」
山下 「それ意味同じ!」

分かってくれたのか?分かっていないのか?
答えは、これから出ると思います。

それから数学をして日の授業は終えました。

来週はいよいよゴールデンウィークです。今のうちにやることをやって、良い休日にしましょう!!
部活もがんばってください。

一憲君、来月はテストモードです。苦手な暗記を徹底予定です、がんばろう!