入試の暗記対策です!|家庭教師日記
高校受験対策
中学3年生男子
県立高校入試対策[暗記]
今日は、福岡市西区に臨時で不登校生の指導に行ってきました。
1年生の時から学校を休んでいましたが、高校受験が迫ってきた今年から頑張って学校に通っている生徒です。
とてもやる気があってびっくりしました。
県立高校入試まであと1ヶ月になり、「理科社会の暗記対策」授業を行うよう、会社から指示を受けました。
お伺いしてみると、礼儀正しい少年が出迎えてくれました!?
「あれ、お兄さんかな??」
「確か不登校で大人しいはずだけど・・・」
でも挨拶をしてみると、敬一くん本人でした。
家庭教師の先生と楽しく勉強できているようですね。
それにすべて吹っ切れたのですね。
挨拶をみて、それがよく分りました(^-^)
早速、暗記の仕方の授業開始です!
ぼく 「社会は地理歴史公民のうち、強いて言うならどれが一番勉強しやすい?」
敬一君「うーん、歴史かな~ 暗記は苦手です。」
ぼく 「では、歴史からテストしよう!たくさん間違っていいからね。」
敬一君「いきなりテストですか!暗記苦手だ~。」
ぼく 「いきなりで厳しいよね。制限時間10分渡すから、自分なりに暗記してみて」
ぼく 「無理を言ってごめんね。でも○○高校行こうよ。」
担当の先生から会社に「暗記が心配」と相談があり、その対策授業です。
まず敬一君の暗記の能力と仕方を10分間見てみました。
オーソドックスに読んでから書いて覚える方法です。
小テストで満点取るまでに合計30分かかりました。
結果は、標準以上です。
これを学力に結びつけるには・・・。
覚えるまでの間、集中力を持続できるのがベストです。
でも教務の方から聞いている情報だと、
敬一君の心は、人一倍デリケートに出来ていて、折れやすいから、広範囲となると難しい状況です。
2回目の小テストのあと、1回目の小テストをしてみると、やはり穴が空いています。
休憩後に①敬一君の場合、どの暗記の方法を使ったらよいのか?
②時間短縮のために、どこを削ったら効率良くできるのか?
無駄な癖や作業を省いてみること。
③前の単元を忘れてしまうので、その対策方法を実践していきました。
最後の小テストでは、ある言葉を言ったとたん、驚くようなスピードでした!
スイッチが入ると、僕より早いかもしれません(^_^;)
最後に今日暗記をしてみて、敬一君が「やりやすかったところ」や「しづらかったところ」など、疑問や意見を聞いて、納得するまで話し合い、授業を終えました。
「できる」ということを実感してくれたと思います(^-^)
残り1ヶ月、合格ラインまであと100点。
この暗記で50~70点カバーできると思います。
敬一くん、一緒にがんばりましょう!!