古賀先生の家庭教師日記

英検４級の対策です。｜家庭教師日記。

学校の授業対策

中学１年生男子

英語検定の対策[英語]

福岡市の中学１年生・大成くんの家庭教師でした。
今日はいつもの授業とは違って、土曜日に行われる英検４級の対策です！

まだ１年生なので、受験するのは早いかもしれません。
でも昨年１１月の期末テストが終わったあと、このままクリスマス・お正月・お年玉など楽しいことばかり続くと、勉強しなさそうというお母さんのよく当たる悪い予感もあり、受験することになりました＾＾

今回は合格が目標ではありません。
４級は中2の内容も必要です。

元々、英語の嫌いな大成くんです。
学校の授業を聞いても、肝心のところが理解できていないので、家庭教師のサポートなしに英語の勉強はできない状況です。
これを変えられたら。
と思って、英検に挑戦します！

使う教材は、
本屋さんで売っている英検４級対策問題集と過去問題です。

４級の対策問題集で分からなかったり、もう少し掘り下げて理解が必要な部分は、いつも使っている問題集で確認します。

英検４級の過去問題からもよく同じ問題が出るので、一緒に使うと効果抜群です！

１行文のカッコに適切な語をあてはめる問題では、初めのうち訳が分からないようでした。
ここは、普段の勉強がものをいう分野ですね。特に英文法と熟語の力が試されます。文法は教科書と同じレベル。熟語は学校より多く覚えておくことが必要です。

問題集の頻出文法と熟語を一通り確認しました。大成くんの場合、習っていない熟語が多くあったので、文法より熟語に時間を費やしました。

次は、教科書１～２ページくらいの英文中のカッコに適切な文をあてはめる問題。
ここは、読むポイントと答えの見つけ方のコツを２０分くらいで押さえました。
本当はしっかりと文法など基礎的なことも理解して受験してもらいのですが、１回のみの英検対策なので、そうもいきません。

次は英文を読んで質問に答える問題です。

見た瞬間、
「えっー」という顔をしました。

やっぱり・・・(^^;

古賀　　「まず、ざっと英文に目を通してみて」
大成くん「うん」
古賀　　「終わった？」
大成くん「うん」
古賀　　「そうしたら、今度は１行１行にある単語を見ていって」
大成くん「うん」

古賀　　「この文、何が書いてあった？」
大成くん「北海道に旅行にいったみたい。」
　　　　「マイクがクリスマスに日本に来る」
古賀　　「ほかには何か書いてあった？」
大成くん「うーん、ブラザーに・・・」
古賀　　「何かおねだりする？」
大成くん「違う！たぶん会う？」
古賀　　「そうだね。日本に来ておねだりしないね。普通会いに来るよね！それから？」
大成くん「たぶん大阪で先生に会う？」

古賀　　「meetやmetと書いてある？」
大成くん「ない」
古賀　　「will beというところ注目してみて」
　　　　「beは～になるという動詞、willはまだ習っていないけど、～でしょうという意味。」
　　　　「だから、合わせると、～になるでしょう、～になりたいと訳します。」

というように、
まだ学校で習っていないことは、その場でかんたんに覚えてもらって、英文や質問の内容が半分しか分からなくても、答えられるように指導しました。

最後の方は、英文を読んで質問の疑問文のポイントと一致する答えの見つけ方もかなり慣れてくれました。