英語はコツコツと。|家庭教師日記
学校の授業対策
中学2年生男子
英語
福岡市の中学2年生・大成くんの家庭教師でした。
テスト前に7月1週分までの授業を前倒ししたので、3週間ぶりの授業です。
今は中体連?中総体?の真っ最中です。
久しぶりに会うと、魂の抜けたような大成くん。
期末テストの成績が良かったから、この勢いで!
と思ってましたが・・・そうはいかないみたいです。
お母さんに指導日の確認をしたとき
「ダラダラしてる」
「勉強もしてるのか?してないのか??分からない。」
「(学校の)プリントも見せない。」
と嘆いていました><
先輩たちが最後の大会なので、練習もハードみたいです。
話していると、授業を始める前に寝てしまいそうです(^^;
早速、授業開始です。
テストの間違い直しノートを見ていて、気になることがありました。
古賀 「大成くん、ここしてみよう。」
大成君「うん。」
いつもより眠そうなので、好きな英語の問題を広げて、大成くんの解く様子を「じっー」と見てました。
1年生の問題なので、スラスラ答えていきます。
「やっぱり。」
usuallyやsometimesが入った問題を間違っています。
本人は気づいてません・・・。
古賀 「ここ、これいいと?」
大成君「?」
古賀 「先生が言うってことは、」
大成君「なんか違う。。。」
古賀 「そう何かが違うみたい!」
大成君「・・・」
考えること、3分。
自力で間違いを見つけられなかったので
古賀 「usuallyやsometaimesは助動詞ですか?」
大成君「・・・」
古賀 「助動詞はcanやmustだったね。動詞の訳をちょっと変える単語だったね。」
「canは[勉強する]を[勉強できる]、mustは[行く]を[行かなければいけない]に訳を変える。助動詞+動詞の原形。」
大成君「うん、やった。」
古賀 「usuallyとsometaimesの意味は?」
大成君「普通と時々。」
古賀 「can studyは?」
大成君「勉強・・・できる」
古賀 「そう、ではusually studyは?」
大成君「ふつう勉強する」
古賀 「そう、ふつう勉強する。動詞の訳、変わったかな?ここに書いてみて。」
大成君「変わってない」
古賀 「usuallyは[勉強する]という動詞の訳を、直接変えないね。」
「don’tやdidn’tも助動詞と同じように使うね。」
「それならこのMy brother usually studyのusually studyは助動詞+動詞?それともdon’t+動詞?」
大成君「ちがう。」
古賀 「うん、[勉強する]だから、訳は変わらない。」
「過去形でもない、現在形。」
古賀 「My brotherは何に置き換えられる?」
大成君「he。」
古賀 「ということは、三人称単数現在形のHeだから動詞には?」
大成君「sがつく。」
古賀 「そう正解!同じくsometimesは?」
大成君「sがつく。」
古賀 「正解!動詞の意味を直接変えないから助動詞じゃない。だから三単現のsを使う!」
大成君「うん。」
その後、国語を勉強して、終了間際にもう一度、同じことをしてみましたが、大丈夫そうです^^
新しいことを習うと、以前のことと混同することって、よくあります。
たまに立ち止まって整理することも必要です。
英語も教科書を見てると、実践的な会話文が増えて、暗記だけに頼っていてはいずれ限界がくると思います。
他の教科や部活もありますし・・・。
僕も「TOIECのスコアを楽に上げる方法は?」と大学の友人に聞いたことがあります。
返ってきたきた答えは「覚えるだけだよ!」
「量が多くって、時間がかかるから楽な方法ないかなあ・・・と思って聞いたのに。」と思ったことがあります。
やはりコツはあっても「勉強に王道なし」です。
みなさんも英語の大まかな訳と細かいルールや単語連語・英作文、気を抜きすぎず、コツコツとできることからしていきましょう!