高校の志望理由は？｜家庭教師日記

今日は、午後から急遽、家庭教師でした。
高校受験を控えている１７才の修哉君です。
目標校は、県立博多青松高校です！

修哉君は、学校の方針と合わず、１年生で中退しているため、中学３年生の生徒さんと一緒に受験します。

「何故、お昼から家庭教師だったのか？」といいますと、
昨日、お母さんから会社へ連絡があり、
急遽、今日から来て欲しいという指導依頼だったからです。

教務の社員さんもインフルエンザで行けず、
「明日から新しい生徒さんの指導に行っていただきたい！至急の依頼なので今から資料を受け渡したい。」
「でも、うつると悪いから資料送信します！また後程電話します。」
その後、生徒さんの説明を受け、早速今日のお昼から指導になりました。

普段は、教務の方が面談をして生徒さんの緊張を解いたり、勉強をする！という気持ちを引き出してくれてから依頼があるので安心しています。
今日は僕だけなので、ちょっと緊張です！

柏原　「初めまして、柏原です。宜しくお願いします！」
修哉君「・・・○○修哉です・・・。」
修哉君も緊張しているせいか？あまり話がはずみません。
でも時間がないので、早速勉強開始です。

柏原　「志望理由は、青松にどれだけ入って勉強したいか？書くとよ！」
修哉君「・・・？」
柏原　「まず先生が手本見せます。」
修哉君「はい。」

今日５時までが中学校の先生へ提出期限なので、文の書き方や考え方は最後に詰めていくように言われています。
ちょうど他の生徒の志望理由も相談にのった後だったので、まず10分位で簡単に書いてみました。
その間に修哉君は青松高校のホームページを見て、学校研究です。
（↑これも社員さんから言われていました）

柏原　「その学校、楽しそうやね！」
修哉君「うん・・・。」
柏原　「先生の通っていた大学はもっと楽しかったけど！」
修哉君「・・・？」

柏原　「何故かというと、なんと、大学生もう春休みだから！！」
修哉君「えっ！？」
柏原　「大学生は、一昨日から４月頭まで春休みやけん、沢山遊べると！」
修哉君「大学って、みんなそう？」
柏原　「うん、遊んでいても大学生だから怒られない。」
修哉君「いいな。」

柏原　「早く大学生になろう、一番楽しいし！」
修哉君「でも・・・」
柏原　「そう。まず高校入らんと！がんばろう！！」
修哉君「平気と？」
柏原　「大丈夫、僕も受験の時以外、あまりしてなかったから！」
修哉君「そう？」
柏原　「そうだよ！勉強の内容間違わなければ大丈夫。」
修哉君「やってみます・・・。」

と、話していくうちに仲良くなれました(^-^)

「それは本音すぎ！」「それじゃ、自分の意見じゃない！」などなど、修哉君の想像している高校のことや考え方を聞きながら、真っ直ぐで、でも少し中学生より大人の「志望理由」を書くことができました。

青松高校では面接も重視されていますので、変に創っても見抜かれてしまうと思います。
僕も先輩のレポートを参考に書いたら、質疑で教授に見抜かれてしまったことがあります。みんなに内緒ですが・・・（＞＜）
これを機に、修哉君が本当に高校へ行きたいと思ってくれたら、嬉しいです。
理由は１時間で終わってしまったので、残りは数学の授業をして帰りました。

短い間ですが、修哉君のお手伝いをしっかりしたいと思います！