焦りは禁物｜家庭教師日記

今日は、福岡市内の中学１年生・優花ちゃんの指導でした。

優花ちゃんのお宅へ行き、お部屋へ通されたのですが、いつも机の前に座って待っていてくれる優花ちゃんの姿がありません。
お母様のお話によると、お腹が痛くて少し休んでいるとのこと。「大丈夫かな、できるかな。」と思っていると、優花ちゃんが出てきてくれました。

「大丈夫？」と尋ねると、
「大丈夫です、お待たせしてごめんなさい。」と、笑顔で言ってくれました。

数学の方程式の復習と文章題を２問教えたところで休憩です。
まだ苦手意識が消えていませんが、以前から比べるとよくなってきています。

まだ体調が悪そうなので、少しお母様とお話をして、大事をとり２時間の予定だった指導を１時間にしました。
この分は、テスト前にする予定です。

優花ちゃんは不登校の経験があるので、まず精神面と体調面の安定を第一に考えて指導にあたること。
教務の方からも人一倍神経質なところがあるから、無理をさせないようにと言われています。
数学は文章題に入り、これから比例反比例・平面図形・空間図形と難しくなり、優花ちゃんの精神的な負担も大きくなっていきます。

今はまだ思うように授業が進まなくても、優花ちゃんが「勉強って楽しいんだ！」と思ってくれることのほうが大事。
一つ一つ達成感と自信を積み上げていく時期です。

焦ってはいけない。

そう言い聞かせて、指導の遅れをどう取り戻したら良いのか？考えながら家路に着いた新田でした。