左手で勉強?|家庭教師日記
山下先生の家庭教師日記

左手で勉強?|家庭教師日記

学校の授業対策

小学5年生男子

学校の復習[宿題]

家庭教師の山下拓哉先生のサムネイル画像。

今日は小学5年生・秋平君の家庭教師でした。

先週宿題をしていなかったので、いつもの3倍の宿題を課してみました!
今日はどうだったのでしょうか?

いつも通り10分前に家に着くと、めずらしく秋平君が待ってくれています(^-^)

山下 「あれ、こんにちは。今日学校早く終わったと~?」
秋平君「うん、先生コレ。」
 といって右手を見せます。
山下 「どうしたと~!!」
秋平君「二回ひねって骨折してる。だから宿題できんやった!」

右手に包帯がグルグル巻きです。

山下  「大丈夫?痛くない?どうしたの?」
秋平君 「一回サッカーでひねって、昨日野球でスライディングの時またひねった。」
山下  「字書けないでしょ?今日中止にして来週もう一度来るよ。」
秋平君 「左手で書くから平気。」
山下  「わかった、じゃあ無理せずがんばろう。」
     「プロ野球選手は、左手で字を書いたりご飯を食べたりするんだよ。」
     「秋平君もいい機会だから、がんばってみよう(^-^)」

ということで、心配しながら授業を開始しました。

さすがに左では上手に書けず、時間がかかってしまいます。

でも落ち着いてよく考えてみると「骨折したなら、ギブスだよな?」と気づきました。包帯に気をとらわれて、気がつきませんでした。
しかも到着した時から「右手が痛くて宿題ができんやった」を連発しています。

怪しい・・・。
左手で一生懸命書いている秋平君に勉強を教えながら聞きました。

山下  「左手、骨折してると~?」
秋平君 「うん、たぶん。」
山下  「お医者さんに行ってないの?」
秋平君 「おばあちゃんに診てもらった。骨折してると思う。」

山下  「・・・」
     「今から○○だけど、どうする?」(注:これを言うと秋平君はがんばります)
     「痛いだろうけど、右手で急いだ方がいいよ。」
     「でも、痛いから無理かな?」

秋平君 「指先だけは動く!」
山下  「・・・(^_^;)」
     「じゃあ、右手でゆっくりでいいから書いてみよう!」
     「先生ちょっと車に荷物忘れたからとってくるよ。がんばれ!」

といって外に出て窓の外からちょっと部屋の中をのぞいてみると、
思いっきりダッシュで書いています(><)

ということで、明日は終業式ですし、この分だと野球もお休みだと思いますので
いつもの「4倍の宿題」と「左手で字を書くための宿題」を出してきました(^-^)

秋平君、宿題をサボったからといって、おばあちゃんを巻き込んで包帯まで巻かせてはいけません!
今日は笑っていましたが、最近サボってばかりです。

よって、この春は「猛特訓」に決めました。
大変ですけど、学力はかなりつきます。
実のある春休みにしましょう。僕もがんばります(^o^)丿