中学校入学に向けて苦手な算数と国語の授業|福岡の家庭教師日記
中学入学準備
小学6年生男子
算数国語
小学6年生・瑞生君の家庭教師でした。家庭教師を始めて約1ヶ月、今まで塾に通っていた生徒さんです。11月末に大手塾の公開テストがあったので、前回は初めて算数の授業をしました。その時、気になったことがあったので、最初にテスト結果を見せてもらいました。
一番苦手な国語は80点台。
もっと悪い点数も予想できたので、ひとまず安心です。家庭教師を始めてから、ことわざや四字熟語なども少しずつ覚えてもらっていますが、今回は基本的な問題だったので満点です。
以前の瑞生君は、国語を勉強する度に自信を失い、読解を頑張って読んでも解けずに不正解が続いていました。苦手を通り越して大嫌いになっていたので、この結果に嬉しそうです。一番初めに国語を見せてくれました(^-^)
まだ読解では「●字以内にまとめて答えなさい」という問題などが不正解です。本人なりに頑張って答えているので、今日は褒めてあげたいと思います(^-^)
苦手ではない算数は、中学受験に出てくるような数の規則性を見つけて答える応用問題と速さの基本問題を間違っていました。数の規則性は中1の1学期に出てきますが、学校の授業ではあまり取り扱わないので、今のうちに考え方をしっかり理解しておいてほしいと思います。
速さの基本問題、やはり間違っています。
前回教えた時、速さや単位量の計算がとても苦手なことに気付きました。家庭教師の依頼を受けた国語より苦手意識が強いと感じました。
単位量を教えようとすると、
みるみる姿勢が下降・・・ほっぺたが机に着きそうな勢いです(^^;
(↑瑞生君は素直な子なので、思っていることが表情や姿勢に現れます。とても分かりやすいです(^^;)
国語のときは苦手でも楽しく出来ていたのでびっくり。
今日は問題を解きながら、じっくり理解してもらいました。別に割合も苦手だと分かりましたので、これからここも一つ一つ学習していきたいと思います。
次は国語の読解問題。
以前の塾では難しい問題集を使っていました。そのまま使い続けると、余計に嫌いになってしまったと判断し、適度な問題集を小5からしています。
今日は間違っている中から重要なところと残った最後の1題を一緒に解きました。1ヶ月前より文章を読むスピードが速くなってきました。まだ読み違う箇所も多々ありますが、以前より内容もよく理解できています。
この調子!
答えが文章中に書いてあるのが国語の読解。
作者の伝えたいことや物語の場面や背景を想像しながら、楽しく読めるようになってほしいと思っています。正答率の上がるテクニック面は、中学校に入ってからテスト前に教えたいと思います!
最後に宿題。
今日教わったことのノートまとめとことわざ・四字熟語はいつも通り。今回から中1の英語の教科書の本文写しと英単語を少し宿題に加えます。
今、中学校で使っている教科書を見せたら、とても興味津々のようでした。今は楽しく英語を読んで単語やルールを覚えていきたいですね、瑞生君!
中学入学後のことや英検のこともあるので、少しずつ中学の英語に慣れてもらおうと思っています。
それから算数の平均の計算について宿題を出しました。
「普通に解く方法でも別の方法でも、なぜ答えが同じになるのでしょう?また何故、二通りの計算方法があるのでしょう?」
二通りの計算方法を示して、理由を考えてもらいます。
どんな答えを持ってきてくれるか?とても楽しみにしています。
たくさん考えてみてね、瑞生君(^-^)