ウソをついてはいけません。
山下先生の家庭教師日記

ウソをついてはいけません。

学校の授業対策

小学3年生男子

早く授業を終わらそうとする理由は?

家庭教師の山下拓哉先生のサムネイル画像。

小学6年生・秋平君の家庭教師です。

以前に比べるとだいぶ勉強をしてくれるようになった秋平君。
最近はブログに書くようなハプニングも殆どなく、順調です。
この調子で残り1ヶ月、何事もなく新年を迎えてほしいです!

ところが、久しぶりに問題が起こりました・・・。

山下  「秋平君、宿題見せて。」
秋平君 「うん、先生 今日何時に終わると?」
山下  「いつも通り8:30だよ!」
秋平君 「それでは間に合わん、もっと早く終わらせて。」

山下  「なんで?何かあると?」
秋平君 「親戚が来よる。だから早く終わらせて準備をしないと!」
山下  「準備?なんすると?」
秋平君 「ゲームの設定をして、対戦する前に練習しようと。」

山下  「・・・^_^; それって・・・そんなに重要?」
秋平君 「ちゃんとおもてなし、母ちゃんに言われた。できんやったら先生の責任!」
山下  「わかった、わかった。それなら休憩時間省いて、早く勉強しよ!」
秋平君 「うん。」

要するに、親戚の子がおばあちゃんに会いにくるので、早く終わらせたいそうです。
前回泊まりに来た時、ゲーム対戦で遺恨があるそうです・・・。
今日はそのリベンジだそうです・・・。
(こういうことになると、とてもがんばる秋平君です。)

しばらく時間が流れて授業も後半、
ふいに、

山下  「親戚の子、まだ来ないね。」
秋平君 「うん。」
山下  「これから来て、ゲームする時間ある?」
秋平君 「うん。」
山下  「お母さんが許さないかもしれないよ。」
秋平君 「うん。」

何か怪しい・・・
秋平君が「うん」しか言わない時は、要注意です。

山下  「秋平君、休憩しよっか?」
秋平君 「先生、早く終わらせるよ。休憩いらない。早く帰って!」

やはり、何か怪しい・・・

秋平君の家庭教師を始めてもう2年半近くになります。
これは何かある・・・感がそう言っています!

山下  「秋平君、本当に親戚くると?」
秋平君 「うん。」
山下  「それならお母さんに携帯で聞いてみるね。」
秋平君 「・・・お母さん、知らんよ。」
山下  「なんで?」

秋平君 「今日突然来ることになったんよ!さっきばあちゃんがいいよった。」
山下  「ふーん、おばあちゃんに聞いてくるね。」
秋平君 「ばあちゃん、忙しいから聞かんといて!」
山下  「わかった、親戚の子がくるまで先生ここにいるよ。挨拶しないと!」
秋平君 「いらん、早く帰って。」

このやりとりが続いた後、とうとう秋平君が白状しました(><)

また要約すると、今日はお父さんもお母さんも用事で遅くまで帰って来ないから、思う存分テレビを見ながら、ゲームが出来る日だそうです。

だから授業が始まる前からソワソワしていたようです(><)(><)

ということで 「うそをついた場合は、宿題3倍」と約束をしていたので、約束通り3倍です。

それからまたうそをつかないように、(秋平君はよく僕を出しにうそをつきます。)お母さんの携帯留守電に、
「宿題3倍にしました。日曜日の少年野球の後、テレビを見せずに宿題をさせて下さい!」
と、メッセージを残しました。
これで万全です。

勉強も以前に比べて順調になってきた秋平君。
でも油断は禁物です。
これからインフルエンザにかかったり、怪我をしたり、などなど、いつ何時勉強が出来なくなるかもしれません。
出来る時にちゃんとしておきましょう!

それにウソをついてはいけません!!

その罪の重さを宿題の多さとゲーム時間の少なさで実感してください。
(僕も昔、同じことでゲームを取り上げられました。)
これからは正直にいこう、秋平君(^o^)丿