テスト勉強「することリスト」をつくる
「することリスト」のポイント
- テスト勉強したいことを簡潔に箇条書きでリストアップ
- 学校の授業ノートやプリントにもヒントがある
- することを書き出しているとテスト勉強がしやすい
テスト勉強で「することリスト」をつくってみよう。
目標の点数が決まったら、今回の定期テストで、重点的に勉強しなければいけないことや勉強したいことなどを「することリスト」に書き出してみましょう。
テスト勉強で「すること」はたくさんあると思いますが、あれもこれも書き出していると、結局全部しなければいけなくなってしまいますよね。「何を重点的に勉強しなくちゃいけないのか?」分からなくなってしまうと、本末転倒です。
まず「定期テストの範囲表」を見ながら「ここを最優先に勉強してみよう。」「苦手なここは時間がかかりそう。」など、することを簡潔に箇条書きで書き出してみてください。慣れてくると、テスト範囲全体を書き出せるようになります。
家庭教師をしていると、学校の授業ノートや先生の手作りプリントを見れば、どの問題が出題されやすいか?分かることがよくあります。みなさんも、もう一度、授業中使ったノートやプリントと教科書・ワークを見直してみてください。授業を聞いている人は「すること」が見えてくるはずです。
授業中ノートを取っていなかったり、あまり聞いていない人は、今からでも遅くありません。授業を聞いてノートを取るようにしましょう。
また授業中、学校の先生が「ここは重要。」や「ここは出るぞ。」というヒントをくれる場合もあります。そういうこともリストに書き加えてみると、さらに良いものになりますね!
テスト勉強で「することリスト」の例
することリストは、短時間で書き出すこともできますし、空いた時間で数日かけて継ぎ足しながら仕上げても良いと思います。
生徒のみなさんは、とにかく自分の思いついたことから書いていけばいいので、自分のペースで書いてみることがベストです。
上記の記入例は、中学2年生の3学期に行なわれる学年末テストの例です。この生徒さんは、数学と英語を中心にテスト勉強したいということが「することリスト」に表れていますね。
数学は、計算問題中心の1学期とは違い、図形の性質の証明問題という難しい単元です。学校のワークを最低3回以上繰り返して、テストの点数を上げようとしています。
特に苦手な英語は、基本的な文法を学校の授業プリントとワークで5回以上すると決めています。次に学校の授業をあまり真面目に聞いていないので、教科書の単語調べと英文の訳をしようとしています。
国語は、古典や漢文など、ルールを知っていれば大きく得点できる分野なので、テスト前に集中的に覚えようという心構えです。
このように小中高生のみなさんも、テスト範囲から時間のかかりそうな単元や自分の苦手な単元をリストアップして、「何をするのか」決めてみましょう。
リストに「すること」を書いていると、テスト対策をするうえで、現在の自分の課題や優先事項・後にまわせるものなど、テスト勉強全体が見渡しやすくなります。
普段学校の授業をちゃんと聞いていない生徒さんは、やはり「ちゃんと聞かなければいけないな。」と思えてきたら、また自学自習も一歩前進ですね。
頭に浮かんでくることは何でも書き出して、後から取り消しても構いません。短い時間でできるので、書いてみましょう!
更新日 UP
公開日
福岡でテスト対策に強い家庭教師