博多祇園山笠の季節です。
教務室から
福岡の文化
櫛田神社の山笠
今年も山笠が始まりました。
どこも朝から準備で忙しそうでした!
出発点の櫛田神社では、
桟敷席の設置が始まってます。
桜門を入ると、飾り山の頭が見えます。
案内を読むと、
西暦757年に造られたそうです。
歴史の教科書にも出てくる奈良時代天平文化の頃、平城京と平安京の間。
その後武士が台頭するきっかけになった法律・743年の墾田永年私財法の14年後です。
もう1257年にもなるなんてビックリです。
天平文化は開国的、その後の国風文化は鎖国的、小中学生の皆さんは教科書を見てみて覚えましょう。よく入試に出ます。
平将門の乱と並んで有名な藤原純友の乱を平定した小野好古も関わっていたとは知りませんでした。
純友は四国で反乱を起こして、大宰府まで一時占領した人です。
小説だと好古とお友達になっていました。
確か好古の子孫が博多に土着したと何かに書いてあった気がします。
現在の社殿は豊臣秀吉が再建したそうです。
お参りを済ませたあと、
さらに奥へ進むと・・・
ありました!
櫛田神社の飾り山です。
今年の表は「男毛剃乃心意気(おとこのけぞりのこころいき)」、見送りは「倭建東征走水譚(やまとたけるのとうせいはしりみずのだん)」。
難しい漢字がたくさん並んでいますけど、
皆さん、読めましたか?
そびえ立つ立派な山です。
横の木も歴史がありそうですね。
最後にお賽銭箱(おさいせんばこ)の横にあった案内です。
博多の町は、山笠一色です。
皆さんも足を運んでみてください!