臨時指導|家庭教師日記
矢田先生の家庭教師日記

臨時指導|家庭教師日記

教務室から

先生のお話

大学受験対策

家庭教師の矢田先生のサムネイル画像。

この時期は毎年ですが臨時指導が増えてきます。
今日も実は臨時指導に行って来ました。

どうしてこの時期に臨時指導が増えるのか?
それは勉強をやる気モードになっている今を逃したくないからです。
年も変わり、残すは入試本番のみですから自然とやる気も出てきます。

臨時指導の難しいところは、今現在メインで指導しいる家庭教師とうまく打ち合わせをして、授業の内容がかぶらないか確認したり、生徒の性格をある程度把握することなどなど。
通常の授業とは少し要領が違うのですが、私はもう数年やっていますので要領は覚えてきました。

でもやっぱり初めて行くお宅は緊張します。
今日の生徒は高校3年生の由紀ちゃん。私立大学第一志望でセンター試験直前です。
本当にもう時間がない状況です。

本人もご両親もみんなで焦っている状況でした。
焦りは禁物だと言うことで、今焦っている気持ちを全部私に話してもらい、少し落ち着いたところで授業を始めました。

もう時間がないと言うことで過去問を扱うことになっているのですが、まだ穴が空いています。
こんなとき私は要点を絞って授業をするようにしています。

特に一般入試や2次試験の場合そうですが、あの問題は全問正解しないと合格できないのでしょうか。

そんなことはありません!
合格に至る得点は学校によって違うのですから、取れるところを確実に得点にすることができた人が合格していくのです。矢田もそうでした。そう考えると授業をするとき、全部の問題を意地になって教える必要はないし、そうすることは合格に結びついてはきません。

ですから「どの科目のどこで確実に得点するのか。」や「何を克服すればよいのか。」などと目安を決めると授業はスムーズに進み、生徒も勉強しやすく得点に結びつきます。

臨時指導の場合、生徒の学力や性格など打ち合わせの時に自分から率先して聞かなくてはいけません。
聞き漏らしは生徒の人生を左右すると思うと、背筋が伸びる思いです。

寒くてとても大変ですが、皆さんがんばりましょう。
生徒の力になるため、的確な指導が行えるように頑張ります!