福岡県の私立・県立・国立中学校

福岡県内の国立中学は、福岡教育大附属の小倉中・福岡中・久留米中の３校があり、中高一貫ではないため、生徒の進学意識が高く、学力上位の高校へ高い合格率を毎年維持しています。
県立中学では、育徳館・門司学園・輝翔館中学の３校に加え、平成２７年４月から宗像中学・嘉穂高校附属中学が開校し、２校の第１期生は平成３０年４月から併設高校へ進学しました。入学検査内容も国立や私立と異なり、生徒の個性を問う総合的な検査問題が特徴の適性検査、作文・面接が課されます。
私立中学は、北九州地区に６校・福岡地区に１４校・筑後地区に５校・筑豊地区に１校あります。ここ１０年間で中高一貫校が増加し、特色のある教育課程や充実した教育環境を生かし、難関大学や特定学部への合格率を伸ばしています。
近年は、久留米付設中学・福岡大附属大濠中学・上智福岡中学などの共学化に伴い、女子生徒の進路の選択肢が幅広くなりました。また併設高校を設置しない私立中学や別の高校進学を容認している私立中学では、福教大附属中と同じように年々学力上位高校への合格者が増えています。筑後地区の久留米信愛女学院中学は平成３０年４月からの共学化に伴い、校名を久留米信愛学院中学校に改めました。