福岡県立高校の一般入試学力検査の得点率平成28年度英語
学力検査の5時間目に行われた英語は、10分間のリスニングと40分間の筆記問題4題が昨年から出題され、全体の得点率は約48%です。
学校の教科書を理解してワークなどで問題を解いていると入試でも十分に力を発揮することができます。普段から英語の教科書を読んで内容を理解すること、出てくる単語や熟語・慣用句などのうち重要なものは覚えていくこと、リスニングCDなどで英語を聞き耳を慣らしておくこと、好きなことなど英語で書てみることなどが重要です。
英語の大問の得点率
英語のリスニングテストは、英語を聞いて質問に答える問題や7語以上の英語で答える問題が出題され、得点率は約53%でした。筆記テストの大問1から4のうち、大問2は、短い対話文の空欄に、適切な英文を補充する問題が出題され、得点率は約79%と高くなっています。大問2は、教科書と同じくらいの対話文になり、得点率は約45%です。大問3の英語スピーチの長文は、得点率31%と低くなっています。大問4の英作文は、昨年から大問が1つ減った分、30語以上から35語以上に増えています。今年は、感謝の気持ちを伝えたい人について出題され、得点率は約49%でした。下記表の得点率は、すべて約●%で表しています。
英語得点率61%
大問
分野
配点
得点率
リスニング
聞き取り問題(英語の質疑応答)
17点
53%
大問1
表現(英文法など)
8点
79%
大問2
対話文
12点
31%
大問3
長文(スピーチ)
15点
45%
大問4
英作文(35語以上)
8点
49%
英語の小問の得点率
英語の小問では、リスニングテスト問1(2)英語を聞いて表中から適切なものを選ぶ問題は、eat,saturday,morningの3語を聞き取れると答えられる問題です。得点率は約17%と低くなりました。問2は英語の対話文を聞いて、適切な答えを選ぶ問題です。小問3つの平均得点率は約76%でした。問3はスピーチを聞いて、書かれている英語の質問に対する答えを適切に補充する問題です。小問3つの平均は約43%になりました。問4は英語の質問に対する答えを7語以上の英語で答える問題です。
筆記テストでは、大問2の対話文で、文の意味が通るように空欄に適語を補充したり、並べ替える問題が多く出題されいます。問4の英語の質問に対する答えをWe canを含め5語以上で答える問題は、得点率約35%でした。大問3の長文は、主に英文の内容を把握して答える問題です。日記の空欄にlook forのlookを答える適語補充問題は、得点率約6%と非常に低くなっています。熟語+熟語だったので、多くの受験生が戸惑ってしまったと思われます。最後の英作文の課題は、感謝の気持ちを伝えたい人たっだので、比較的書きやすかったと思います。
英語リスニングテスト17点
小問
内容
配点
得点率
問1(1)
適語絵を見て答える問題
1点
88%
問1(2)
適語表を見て答える問題
2点
17%
問2(1)
選択対話を聞いて答える問題
1点
80%
問2(2)
選択対話を聞いて答える問題
2点
65%
問2(3)
選択対話を聞いて答える問題
2点
82%
問3(1)
適語適語補充
2点
55%
問3(2)
適語適語補充
2点
29%
問3(3)
適語適語補充
2点
46%
問4
記述英作文
3点
50%
英語大問1英語表現(対話文)8点
小問
内容
配点
得点率
問1
選択適文補充(対話文)
2点
86%
問2
選択適文補充(対話文)
2点
78%
問3
選択適文補充(対話文)
2点
80%
問4
選択適文補充(対話文)
2点
73%
英語大問2対話文12点
小問
内容
配点
得点率
問1(1)
並替文中の英文法
2点
22%
問1(2)
並替文中の英文法
2点
42%
問2
適語文中の英文法
2点
34%
問3(1)
適語適語補充(熟語)
2点
43%
問3(2)
適語適語補充(英文法)
2点
10%
問4
記述英作文(質疑応答)
2点
35%
英語大問3長文(スピーチ)15点
小問
内容
配点
得点率
問1
記述英文の内容把握(和訳)
3点
36%
問2Ⅰ
記述英文の要旨把握(和訳)
2点
54%
問2Ⅱ
記述英文の要旨把握(和訳)
2点
54%
問3
適語適語補充(熟語)
2点
6%
問4Ⅰ
選択英文の内容把握
3点
57%
問4Ⅱ
選択英文の内容把握
3点
57%
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