家庭教師体験記浪人生

家庭教師体験記。浪人生女子

合格率10%以下の大学に合格。

周りの雰囲気に流されて勉強した気になっていました

指導期間7ヶ月大学受験対策コース

一浪して予備校に通い、第一志望合格10%以下。家庭教師に替えて、第一志望より高い国立大学に合格。

私は、去年の4月から大学浪人をすることになりました。高校生の頃勉強をさぼっていた訳ではありません。学校の宿題もある程度していた方ですし、学校の補習授業にも参加して、配布された問題を何回も解いていました。しかし試験本番で緊張してしまい、ほとんど問題に手をつけられませんでした。元々、家の事情で私立大は受けていなかったので、国立大を落ちて浪人生となってしまいました。

ただ周りの友達もたくさん浪人していたので、その点では安心していました。春から友達と一緒の大手予備校に通うことになりました。予備校が終わると近くのカラオケに行ったり、ファミリーレストランで夜遅くまで話し込んだりして、1学期の間は「夏休みからすれば大丈夫」という安心感もあって、勉強に身が入りませんでした。

私の性格からすると、自宅浪人はきっと怠けてしまうと思いました。だから予備校に通うことにしたのに、高校の延長のように大人数の授業でした。授業中はどんどん授業が進んでいくので、基本があやふやな私は、分からないまま1時間授業を受けていました。授業が終わって先生の所に質問にいくと、生徒がたくさん並んでいて私の番になるまでに30分以上かかりました。
「今度まとめて聞けばいいか」という気になって、友達と怠けてしまいました。

そして模擬テストの結果が返ってきて、第1志望の国立大の合格率10%以下、更に第3志望の私立大までが合格率30%以下という最悪な判定を前に落ち込んでしまいました。それを両親に相談したところ「1年分の学費を捨てることになるけど仕方ない、家庭教師にしたら」という話になりました。家庭教師はまったく初めてでとても不安だったけど、無料体験授業が受けられるので、試しに受けてみることにしました。

年齢も近く、私は浪人しているのでとても劣等感があったのですが、話してみると小倉先生も勉強でたくさん失敗した経験があり、「一度のテストで落ち込むことないよ。悪い方が身が引き締まって自分のためになるんだよ。」といってくれました。先生も私と変わらないんだということが分かり、やる気が出てきました。

授業をしていく中で私の弱点も分かり、先生が持ってきてくれたプリントのおかげでずいぶん成績が上がりました。12月の模擬テストでは、高校生の頃の第一希望だったS大学よりも難しいK大学でB判定を取れるようになりました。私はとてもうれしくてK大学を目標にすることにしました。

私は無事国立大学に合格することができ、高校時代には考えられない大学だったので今とてもうれしいです。自分に合った先生に出会えて本当によかったと思います。小倉先生と学部は違いますが、同じ大学の後輩になれたました。本当にありがとうございました。