平成29年度センター試験の概要を再確認ましょう。

平成29年度センター試験の概要を再確認ましょう。

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平成29年1月の福岡県と九州・九州以外で福岡会場のある大学入試カレンダーです。

いよいよ大学入試センター試験本番と私立大学一般入試の出願が迫ってきました。もう一度、センター試験の内容を確認しておきましょう。センター試験は、平成29年1月14日(土)と15日(日)の2日間で行われ、1日目は文系4教科、2日目は理系2教科の試験が実施されます。文系4教科は地理歴史または公民・国語・外国語、理系2教科は数学・理科、合計6教科30科目で構成されています。センター試験は昨年度から大きく変わり、理科は文系志望の生徒さんも事実上、基礎2科目を選択することになりました。このセンター試験の結果を入試に利用できるのは、国公立大学以外にも私立大学や短期大学で多数あります。

福岡県内では、国公立大7校・私立大25校・短大7校、合計39校が参加します。
大学独自に個別試験を課さないセンター利用方式や個別試験とセンター試験の結果を合わせるセンター併用方式、センター試験を課す推薦入試など、大学や短大の学部学科と入試方式によって、合否判定の仕方が異なります。もう一度、各校の募集要項を確認してから、私立の一般入試は選択するようにしてください。なるべく自分の有利な入試方式で出願するようにしましょう。

全国の志願者数は約57万6000人になり、前年度より約1万2000人増えています。このうち福岡県の試験会場で受験する志願者数は、男子約1万4500人、女子約1万800人、合計約2万5300人になり、前年度より約300人増加しました。

この時期は精神的にも張り詰めている受験生が多く、体調を崩しやすい季節でもあります。本番で実力を発揮できるように、体調にも気を付けてください。センター試験まで残りわずかですが、適度な気分転換のあとの集中した受験勉強など、自分の一番良い生活リズムを見つけて、試験本番に備えましょう。

※高校の「1単位」=「1単位時間(50分授業)」×「35週間(1年間)」になります。
■[外部]大学入試センター

平成29年度センター試験の日程

平成29年1月14日(土)と15日(日)の2日間に本試験が行われる予定です。即日正解の発表があり、15日(日)のよるまたは16日(月)に受験生のみなさんは自己採点をして、自分の得点と昨年度の各大学の情報を見ながら、志望校を絞っていくことになると思います。18日(水)に平均点などの中間発表があり、2月2日(木)に最終発表がある予定です。

平成29年度センター試験の日程

項目日時備考
本試験平成29年1/14(土)15(日)14日(社会・国語・外国語)
15日(理科・数学)
正答発表平成29年1/14(土)15(日)
中間発表平成29年1/18(水)予定受験者数/平均点/最高最低点/標準偏差などの中間発表
得点調整発表平成29年1/20(金)予定科目間の得点調整の有無を発表
追試験平成29年1/21(土)22(日)
最終発表平成29年2/2(木)予定受験者数/平均点/最高最低点/標準偏差などの最終発表

地理歴史・公民

1日目

平成29年1月14日(土)

2科目選択の場合9:30~11:401科目選択の場合10:40~11:40

出題科目

「地理歴史」

地理A地理B日本史A日本史B世界史A世界史B

「公民」

現代社会倫理政治経済倫理政治経済

配点(時間)

2科目選択200点(130分・1科目60分)1科目選択100点(60分)

選択方法

10科目のうち最大2科目を選択
但し、同じ科目名の「地理Aと地理B」や「日本史Aと日本史B」・「世界史Aと世界史B」を同時選択することはできません。

備考など

※「倫理政治経済」は「倫理」と「政治経済」の総合問題
※新課程の地理歴史6科目のうち、「世界史A」「世界史B」のうち1科目と「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」のうち1科目の計2科目が必修となっているため、各科目すべてが出題範囲になります。
※新課程の公民3科目のうち、「現代社会」または「倫理」「政治経済」の2科目のどちらか一方が必修になっているため、各科目すべてが出題範囲になります。
また平成24年度から実施されている「倫理・政治・経済」は、引き続き選択できます。

国語

1日目

平成29年1月14日(土)

試験時間13:00~14:20

出題科目

「国語」

配点(時間)

200点(80分)
現代文(2問で100点)
古典(古文1問で50点)(漢文1問で50点)

選択方法

科目の選択はありません

備考など

※「国語総合」から、近代以降の文章問題と古典(古文/漢文)が出題されます。

外国語

1日目

平成29年1月14日(土)

筆記試験15:10~16:30リスニングテスト17:10~18:10(英語選択のみ)

出題科目

英語ドイツ語フランス語中国語韓国語

配点(時間)

筆記試験200点(80分)リスニングテスト50点(60分)

選択方法

5科目のうち1科目を選択

備考など

※英語の出題範囲は「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ」と「英語表現Ⅰ」です。※「英語リスニングテスト」はICプレーヤーを使って30分聞き取り、残り30分で解答します。
※「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」を受験する場合は、出願時に申し込みが必要です。 英語7科目のうち必修科目の「コミュニケーション英語Ⅰ」と選択科目「コミュニケーション英語Ⅱ」「英語表現Ⅰ」の3科目が出題されます。「英語表現Ⅰ」「英語表現Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」「英語会話」の4科目は出題されません。

数学

2日目

平成29年1月15日(日)

グループ①11:20~12:20グループ②13:40~14:40

出題科目

グループ①

数学Ⅰ数学Ⅰ/A

グループ②

数学Ⅱ数学Ⅱ/B簿記会計情報関係基礎

配点(時間)

グループ①100点(60分)グループ②100点(60分)

選択方法

グループ①2科目のうち1科目を選択
グループ②4科目のうち1科目を選択
「簿記会計」「情報関係基礎」を受験する場合は、出願時に申込が必要です。

備考など

※「数学Ⅰ/A」は「数学Ⅰ」と「数学A」の総合問題。
※「数学A」の「場合の数と確率・整数の性質・図形の性質」は、2単元以上学習した生徒さんに対応した問題で選択解答できます。
※「数学Ⅱ/B」は「数学Ⅱ」と「数学B」の総合問題。
※「数学B」の「数列・ベクトル・確率分布と統計的な推測」は、2単元以上学習した生徒さんに対応した問題になり、選択して解答できます。
※「簿記/会計」は「簿記」と「財務会計Ⅰ」の総合問題。「財務会計Ⅰ」は、株式会社の会計の基礎的事項を含んだ「財務会計の基礎」が出題されます。
※「情報関係基礎」は専門教科の農業/工業/商業/水産/家庭/看護/情報/福祉に含まれる「情報」の基礎科目が出題されます。

理科

2日目

平成29年1月15日(日)

グループ①9:30~10:30グループ②2科目選択 15:30~17:401科目選択 16:40~17:40

出題科目

グループ①

物理基礎化学基礎生物基礎地学基礎

グループ②

物理化学生物地学

配点(時間)

グループ①2科目選択100点(60分)グループ②1科目選択100点(60分)2科目選択200点(130分/解答時間120分)

選択方法

グループ①②の8科目のうち、4種類の選択方法から科目選択
(グループ①から1科目のみ選択することはできません)
グループ①から2科目選択
グループ②から1科目選択
グループ①から2科目とグループ②から1科目選択
グループ②から2科目選択

備考など

※「A」~「D」の科目選択方法は、出願時に申し込みます。
※グループ①は、60分で2科目受験することになり、1科目だけ受験することはできません。
※グループ①の「理科基礎」は、基本的な内容が科目ごとに問われます。
※グループ②の「物理」「化学」「生物」「地学」に、一部選択問題が含まれます。
※「科学と人間生活」は試験科目に入りません。

平成28年度センター試験の平均点

昨年度のセンター試験の各科目の受験者数と100点満点に換算した平均点です。センター試験では、国公立・私立の各大学・短大の学部学科・入試方式によって課される科目や選択科目が異なります。昨年度の平均点と各大学のセンター得点などをもとに、試験当日までの対策をもう一度確認してみましょう。

地理歴史

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

地理A

1,805

100

52.1

地理B

147,929

100

60.1

日本史A

2,472

100

40.8

日本史B

160,830

100

65.6

世界史A

1,449

100

42.1

世界史B

84,131

100

67.3

公民

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

現代社会

80,240

100

54.5

倫理

26,039

100

51.8

政治経済

49,184

100

60.0

倫理政経

48,709

100

60.5

国語

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

国語

507,791

200

42.1

外国語

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

英語

529,688

200

56.2

リスニング

522,950

50

61.6

中国語

482

200

79.0

韓国語

174

200

64.0

独語

147

200

65.5

仏語

140

200

75.6

数学グループ①

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

数学Ⅰ

5,981

100

36.5

数学ⅠA

392,479

100

55.3

数学グループ②

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

数学Ⅱ

5,782

100

27.8

数学ⅡB

353,423

100

47.9

簿記会計

1,401

100

57.7

情報基礎

539

100

56.2

理科グループ①

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

物理基礎

18,304

50

68.7

化学基礎

105,937

50

53.5

生物基礎

133,653

50

55.1

地学基礎

47,092

50

67.8

理科グループ②

科目

受験数

配点

平均点(100点換算)

物理

155,739

100

61.7

化学

211,676

100

54.5

生物

77,389

100

63.6

地学

2,126

100

38.6

センター試験の得点調整

受験者数が1万人以上で、各科目の平均点が20点以上違う場合、科目間で不公平がないように得点の調整が行われます。対象教科は「地理歴史」「公民」「理科グループ②」の3教科です。平成27年度の理科②では17年ぶりに得点調整が行なわれました。昨年度の得点調整はありませんでした。

受験者1万人以上

平均点差20点以上

地理歴史

地理B日本史B世界史B

公民

現代社会倫理政治経済

理科②

物理化学生物地学 

理科グループ②の「物理」と「地学」の平均点が20点以上あった場合、「物理」と「地学」の科目間で得点調整が行われます。但し、昨年度は「物理」と地学の平均点に20点以上開きがありましたが、「地学」の受験者数が1万人を下回っていたため、調整は行われませんでした。