受験者約6千人増加、大学入試センター試験の平均点(平成30年度最終発表)

受験者約6千人増加、大学入試センター試験の平均点(平成30年度最終発表)

受験者は3年連続増加、平成30年度センター試験の平均点など結果概要

大学入試センターは、1月13日(土)と14日(日)に実施した平成30年度センター試験の平均点や受験者数などの最終発表を行いました。

全国の志願者数は前年度より約7千人多い58万2671千人、本試験と追試験の受験者数は昨年度より約6,000人多い55万4212人になり、受験者数は3年連続増加しました。センター試験の成績は、国公立大の推薦や一般入試以外に、私大や短大のセンター利用入試や併用方式で利用できるため、年々増加傾向にあります。福岡県内の志願者約2万5千人は県内32会場に分かれて受験し、センター試験の結果を元に県内外の大学短大に出願を済ませました。
受験する科目数は志望する大学の学部や学科ごとで異なります。今年度の受験生の中で最も多かった受験科目数は7科目受験で全体の53.5%、2番目は3科目受験で22.7%、3番目は4科目の8.7%になり、例年通り7科目と3科目受験で全体の約75%を超えました。

今回行われたセンター試験で選択率が受験生全体の半数を超えた教科は、外国語が受験生全体の約98%、国語が約95%、数学グループ1が約73%、地理歴史72%、数学グループ2は65%になります。反対に少なかったのは理科グループ1約29%、公民37%、理科グループ2約44%という順になり、ほぼ例年通りでした。今年度も科目間の得点調整は行われません。

1日目に行われた文系科目のうち、昨年度平均点が20点以上下がった200点満点の国語は、受験者が5千人以上増えて平均点は104.68点(昨年度よりマイナス2.28点)、昨年度平均点が10点以上上がった200点満点の英語は、6千人以上増えて123.75点(+0.02点)、7千人以上増えた50点満点の英語リスニングは22.67点(-5.44点)になりました。
各科目100点満点の地理歴史のうち受験者が多い地理Bは平均67.99点(昨年度より+5.65点)、日本史Bは62.19点(+2.9点)、世界史B67.97点(+2.53点)。公民は受験者が多い順に現代社会58.22点(+0.81点)、政治経済56.39点(+6.62点)、倫理政治経済73.08点(+6.45点)、倫理67.78点(+13.12点)になり、現代社会と政治経済の受験者は3千人以上増加、倫理政経と倫理は減少しました。

2日目は理系2教科の試験が行われ、文系の受験者も多い数学グループ1(各科目100点)の数学Ⅰ数学Aは約2千人増えて平均は61.91点(昨年度より+0.79点)、受験者が若干減少した数学Ⅰは平均33.82点(-0.2点)。数学グループ2(各科目100点)のうち受験者の多い数学Ⅱ数学Bは51.07点(-1.0点)、数学Ⅱは25.97点(+0.86点)になりました。2科目を選択する各科目50点満点の理科グループ1は全科目で受験者が増加し、多い順に生物基礎35.62点(昨年度より-3.85点)、化学基礎30.42点(+1.83点)、地学基礎34.13点(+1.63点)、物理基礎31.32点(+1.63点)になりました。理科グループ2は100点満点になり受験が多い順に、化学60.57点(昨年度より+8.63点)、物理62.42点(-0.46点)、生物61.36点(-7.61点)、地学48.58点(-5.19点)という結果になりました。

1月31日に国公立大の一般入試前期の出願が締め切られ、各校の志願倍率が発表されました。私立大学や短大の一般入試は1月末からピークを迎え、福岡県内では県内大学や県外大学の福岡会場で連日試験が行われています。受験シーズン中は、移動に時間がかかってしまったり、予想している以上に勉強が進まないこともあったり、通りいかないとイライラしたりすることもあると思います。そのようなときは大まかなものでも構いませんので自分なりの予定表や計画表を作成してみましょう。受験勉強する時間や移動の時間、適度な気分転換をする時間など、全体を把握して合理的な時間の使い方を心がけてください。また気温が0℃近い日も多く続き、疲労や感染病などで体調を崩す受験生も増える時期です。マスク着用など予防にも努めてください。

下記表の「上段」今回(平成30年度)のセンター試験の最終発表された平均点、「下段」昨年度(平成29年度)のセンター試験の最終発表平均点です。平均点は、大学入試センター(外部)の発表した数値を基に小数第2位を四捨五入し、100満点に換算して掲載しています。

平成30年度センター試験の平均点(最終発表)

センター試験は、国公立・私立の各大学・短大の学部学科・入試方式によって課される科目や選択科目が異なります。自分の得点と今回の平均点や各大学のセンター得点などをもとに、受験する大学や学部・入試方式などを最終確認し、目標点を定めた上で対策を行います。昨年度のセンター試験では、国語の平均が20点以上下がり、英語と生物基礎の平均が10点以上上がりました。今年度は、公民の倫理で平均点が13.12点、理科グループ2の化学が8.63点それぞれ上がり、理科グループ2の生物が7.61点、地理歴史の地理Aが7.05点それぞれ下がりました。現在高校1年生の皆さんまで現行のセンター試験を受験することになります。特に来年受験する2年生の皆さんは、センター試験の傾向を把握するとともに、平均点や志望校の合格ラインを参考にして受験対策をするようにして下さい。

国語(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

国語

524,72420052.3
519,12920053.5

外国語(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

英語

546,71220061.9
540,02920061.9

リスニング

540,3885045.3
532,6275056.2

中国語

57420077.5
55820082.5

韓国語

14620066.3
18520064.5

ドイツ語

10920068.4
11620064.3

フランス語

10920067.4
13420071.3

地理歴史(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

地理A

2,31510050.0
1,90110057.1

地理B

147,02610068.0
150,72310062.3

日本史A

2,74610046.2
2,55910037.5

日本史B

170,67310062.2
167,51410059.3

世界史A

1,18610040.0
1,32910042.8

世界史B

92,75310068.0
87,56410065.4

公民(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

現代社会

80,40710058.2
76,49010057.4

倫理

20,42910067.8
22,02210051.8

政治経済

57,25310056.4
54,24310063.0

倫理政経

49,70910073.1
50,48610066.7

数学グループ①(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

数学Ⅰ

5,87710033.8
6,15610034.0

数学ⅠA

396,47910061.9
394,55710061.1

数学グループ②(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

数学Ⅱ

5,76410026.0
5,97110025.1

数学ⅡB

353,42310051.1
353,83610052.1

簿記会計

1,48710059.2
1,48210049.9

情報基礎

48710059.4
52410054.9

理科グループ1(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

物理基礎

20,9415062.6
19,4065059.4

化学基礎

114,8635060.1
109,7955057.2

生物基礎

140,6205071.2
136,1705078.9

地学基礎

48,3365068.3
47,5065065.0

理科グループ2(最終発表)

科目受験数配点平均点(100点換算)

物理

157,19610062.4
156,71910062.9

化学

204,54310060.6
209,40010051.9

生物

71,56710061.4
74,67610069.0

地学

2,01110048.6
1,66010053.8