志願者2万9291名、福岡県公立高校の一般入試志願状況の最終発表(平成31年度)

志願者2万9291名、福岡県公立高校の一般入試志願状況の最終発表(平成31年度)

3月6日と7日に実施する福岡県公立高校の一般入試は志願先変更後23名減り実質倍率1.29倍、

福岡県公立高校の一般入試志願状況

福岡県教育委員会は、2月25日(月)に志願先変更受付を締め切り、県立・市立・組合立高校の一般入試志願状況の最終発表を行いました。
福岡県の全日制県立・市立高校の入学定員は昨年度より600名少ない2万4200名になり、約4万5500名いる中学3年生の約53%にあたります。志願先変更後の志願者は、変更前から6名減り2万9291名、このうち特色化選抜・推薦入試・併設中学内部進学の合格内定6,694名を除いた実質の志願倍率は1.29倍になりました。県立市立の全日制課程の地区別倍率は、福岡地区1.38倍、北九州地区1.32倍、筑後地区1.22倍、筑豊地区0.85倍という志願状況になります。
定時制課程単位制の博多青松とひびき高校は、志願先変更後4名増えて実質1.39倍、2月26日に一般入試を実施した組合立の古賀竟成館と三井中央高校は変更後4名減り実質5.26倍になりました。
倍率が高くなっている学科は下記表、各校の志願状況は下記ボタンから各地区ページにてご覧ください。

普通科

各地区の普通科で最も志願倍率が高くなっているのは、北九州地区では第2学区の北九州高校2.45倍、福岡地区は第4学区の香椎2.03倍、筑後地区は第8学区の三井1.78倍、筑豊地区は第12学区の嘉穂東1.22倍です。
北九州地区は普通科18校中8校が1.40倍を超え高い倍率・4校が1.00倍を下回り受検しやすい状況です。福岡地区は24校中13校が1.40倍超・4校が1.00倍未満、筑後地区は15校中4校が1.40倍超・4校が1.00倍未満、筑豊地区は6校中4校が1.00倍未満になりました。
志願先変更前から変更後に倍率が上がったのは、第7学区の朝倉東が変更前の0.95倍から0.13上がり1.07倍、北九州市立は0.95倍から1.04倍、第13学区の直方は0.53倍から0.59倍など30校です。変更後に倍率が下がったのは、第9学区の福島が1.50倍から0.07下がり1.43倍、第2学区の小倉南は1.85倍から1.79倍、第5学区の福岡中央は1.88倍から1.82倍、第8学区の三井は1.83倍から1.78倍、第12学区の嘉穂東は1.28倍から1.22倍など23校です。特に進学校で変更後に志願者が減り、福岡中央は19名、新宮16名、東筑と小倉・小倉南・宗像は9名、明善と嘉穂東は8名減っています。

普通科特色コース・教養系専門学科など

例年通り理数科の人気が高く、新宮高校理数科3.03倍・明善理数科2.97倍・筑紫丘理数科2.67倍・八幡理数科2.24倍と4学科すべて非常に高い倍率です。
理数科以外で倍率が高くなっているのは、嘉穂高校普通科の武道日本文化コースが2.20倍、香住丘の数理コミュニケーション1.93倍、八幡中央の芸術コース1.75倍、北筑の英語科1.65倍などです。体育系・理数系・芸術系・語学系など分野を問わず、特色のある学科コースに受検生の人気が集まっています。1.00倍を下回り受検しやすくなっているのは、嘉穂東の英語科や鞍手の人間文科コース・山門の理数コースや玄界の国際文化コースなど13の学科コースです。来年度受検の皆さんは、学科コースの体験授業や志願倍率なども参考にしながら志望校選びをすると良いでしょう。

総合学科

県内に7校ある県立総合学科では、市立福翔高校が志願先後さらに0.01上がり1.95倍と人気が集中しています。次いで福岡講倫館1.31倍、福岡魁誠1.26倍、いずれも福岡地区の総合学科になります。1.00倍未満は鞍手竜徳0.35倍と稲築耕志館の0.73倍になり、特に鞍手竜徳は受検しやすくなっています。

職業系専門学科

1.90倍を超え人気が集中している4学科は、市立博多工業のインテリア科2.12倍を始め、福岡工業と香椎工業の情報技術が2.00倍などです。1.40倍を超える28系統学科のうち21が工業系になります。分野別では農業系が福岡農業の食品科学1.87倍、家政系は折尾の生活デザイン1.79倍、商業系は朝倉東のビジネス情報1.71倍などが高い倍率になっています。
1.00倍を下回り受検しやすくなっているのは、市立久留米商業の経営科学科特別進学コース0.98倍や筑豊の生活デザイン0.50倍など16系統学科になります。

定時制単位制高校

定時制課程単位制高校の前期2期入試は全日制県立高校の一般入試と同日程です。
福岡の博多青松は普通1部1.47倍・普通2部2.23倍、情報科1部1.80倍・同2部1.60倍など、昨年度より志願者が14名増えています。北九州のひびき高校は昨年度より志願者が22名減り、普通1部1.04倍・2部1.73倍という状況になり、受検しやすくなっています。

組合立高校

2月26日に一般入試を実施した組合立館高校は、2校の入学定員310名に対する志願者が変更後4名減り1,115名、特色化選抜と推薦の合格内定121名を除いた実質の志願倍率は5.26倍になりました。古賀竟成館では特進コース8.00倍・進学コース8.97倍・総合ビジネス科5.13倍と非常に高い倍率になりました。総合学科の三井中央もマスターコースが3.82倍と昨年度から1.94上がり非常に高い倍率、アドバンスコースは1.51倍になりました。

県立高校入試の日程

福岡県立高校の一般入試は、3月6日(水)に5教科の学力検査、一部の高校・系統・学科・コースでは、学力検査終了後または翌7日(木)に面接・作文・実技などの個性重視の特別試験、14日(木)に特色化選抜・推薦入試・一般入試の合格発表が行われます。また合格者が入学定員より10名以上下回る学科コース等は、補充募集を行う場合があり、14日(木)に実施校や募集人数の発表があります。出願期間は15日(金)から20日(水)まで、検査日は22日(金)に全日制が面接と一部の学科コース等で作文、定時制は5教科の各校独自問題、合格発表は26日(火)に行われる予定です。

県立高校一般入試ワンポイント

近年、県立高校一般入試の学力検査問題は、各教科の試験時間が5分ずつ長くなりました。簡単に答えられる基本問題の割合が少しずつ減り、記述式で理由を述べるなど考えて答える問題が増えています。
日頃から学校の授業をきちんと聞いて、教科書やワークなどを理解していれば解ける問題が殆どですが、出題は小学を含む中学3年間分で広範囲に及びます。
直前のこの時期は、過去問題を解くとともに傾向に合わせた類題演習が不可欠です。曖昧になっている分野を中心に問題演習や基本事項の暗記を丁寧に行うようにしてください。直前の時期に、特に暗記が必要な理科や社会などは分野や単元を決めて確実に覚えてください。上位校を目指している生徒さんは広範囲に確実さが求められます。基本事項とその成り立ちなど理由も合わせて確認しておくようにしましょう。国語・数学・英語は、単元を決めて解ける問題を確実に答えられるように演習してください。上位校を目指している生徒さんは、時間をかけてはいけない問題とかけてよい問題に分けて、時計を見ながら問題を解くようにしてください。特に国語の作文や数学の応用問題・英作文などは、時間配分を考えてリハーサルを繰り返し行うとよいでしょう。
個性重視の特別別試験のある系統・学科・コースを受検する生徒さんは、面接・作文・実技などの検査対策をしておきましょう。
面接や作文では傾向が決まっていますので、受験勉強の合間に自分の考えをまとめておきましょう。実技のある学科コース等を受検する生徒さんにとって実技はとてもに重要になり、入学後必須になります。学力検査終了後の練習以外にも、検査当日の朝も体を動かしたり簡単な静物画を描くなど、ウォーミングアップをしてから出発すると良いでしょう。体や指先がほぐれるとともに緊張も少しほぐれると思います。

※実施する日程や開始時間に変更などある場合がございます。あらかじめ中学校の先生または各校ホームページ・入試担当窓口にて、ご確認ください。

※下記表の「入学定員」「定員増減」「合格内定」「志願数」の単位は(人)です。
※「倍率H31」は「志願数」を「合格内定数」で割った実質倍率です。
※合格内定者数など過去の推薦入試結果は「福岡県の県立高校の推薦入試」にて、ご確認ください。
※下記表の「地域学区」は、「北九州学区」第1~3学区・「福岡学区」第4~6学区・「筑後学区」第7~10学区・「筑豊学区」第11~13学区の地域です。

地区別の志願倍率(最終発表)

高校名校数・学科コース数入学定員定員増減合格内定志願倍率H31
福岡県全日制99校24200▲6006899292911.29
北九州地区全日制29校6080▲320219673381.32
福岡地区全日制34校1112002404144661.38
筑後地区全日制24校4520▲280138452221.22
筑豊地区全日制12校24800105922650.85
定時制課程単位制2校(前期2期入試)70002643661.39
組合立高校2校(一般入試2/26)310012111195.26
※福岡県公立高校の各地区の詳しい一般入試志願状況(最終発表)は地区名をタップ(クリック)して各地区のページをご覧下さい。

普通科

高校名学科学区入学定員合格内定志願倍率H31倍率H30
北九州高校普通科第2学区160652982.452.10
香椎高校普通科第4学区320835642.032.11
福岡中央高校普通科第5学区360526121.821.51
小倉南高校普通科第2学区200563141.791.79
三井高校普通科第8学区8062941.780.83
城南高校普通科第6学区360525921.751.67
小郡高校普通科第8学区200463091.711.62
小倉高校普通科第2学区280324491.681.34
久留米高校普通科第8学区160312431.641.33
須恵高校普通科第4学区280844051.641.58

地域学区・普通科特色あるコース等

高校名学科コース学区入学定員合格内定志願倍率H31倍率H30
新宮高校理数科福岡学区4011993.033.10
明善高校理数科筑後学区4091012.972.94
筑紫丘高校理数科福岡学区407952.673.21
八幡高校理数科北九州学区80311412.241.57
嘉穂高校普通科(武道・日本文化コース)筑豊学区4035462.200.71

総合学科(県内全域)

高校名学科地区入学定員合格内定志願倍率H31倍率H30
福翔高校総合学科福岡3201075221.951.36
福岡講倫館高校総合学科福岡3201243801.311.48
福岡魁誠高校総合学科福岡280913291.261.97
青豊高校総合学科北九州2801632931.111.04
ありあけ新世高校総合学科筑後160741631.031.76

職業系専門学科(県内全域)

高校名系統学科コース地区入学定員合格内定志願倍率H31倍率H30
博多工業高校インテリア科福岡4014692.121.59
福岡工業高校情報工学科福岡4015652.002.04
香椎工業高校情報技術科福岡4010702.001.33
博多工業高校建築科福岡4015641.961.58
福岡農業高校食品科学科福岡409671.871.42
博多工業高校機械科福岡80281241.851.88
折尾高校生活デザイン科北九州80321181.791.56
八幡工業高校(土木系)土木科北九州4016581.751.12
糸島農業高校食品科学科福岡4013601.741.23
福岡工業高校建築科福岡4015581.722.28

定時制単位制(県内全域)

高校名学科/部地区入学定員2期定員志願倍率H31倍率H30
博多青松高校普通科2部福岡8030672.231.98
博多青松高校情報科学科1部福岡4015271.800.73
ひびき高校普通科2部北九州6030521.731.97
博多青松高校情報科学科2部福岡4015241.601.40
博多青松高校普通科1部福岡12049721.471.70
※定時制課程単位制の「前期2期入試」は、県立高校一般入試に相当します。

組合立高校(県内全域)

高校名学科コース地区入学定員合格内定志願倍率H31倍率H30
古賀竟成館高校普通科(進学コース)福岡65273688.978.71
古賀竟成館高校普通科(特進コース)福岡4042928.006.54
古賀竟成館高校総合ビジネス科福岡80402455.133.20
三井中央高校総合学科(マスターコース)筑後55381043.881.88
古賀竟成館高校普通科
(ベーシックデザインコース)
福岡156272.331.63
※県立・市立高校と併願できる組合立高校の一般入試は2019年2月26日(火)に実施予定。詳しくは「福岡県の組合立高校入試」をご覧下さい。